「綺麗事」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「綺麗事」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「綺麗事」という言葉を使った例文や、「綺麗事」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「綺麗事」とは?意味
- 「綺麗事」の表現の使い方
- 「綺麗事」を使った例文や短文など
- 「綺麗事」の類語や類義語・言い換え
「綺麗事」とは?意味
「綺麗事」には、「うわべだけでは良いことを言っているように見えて、実情を違う為、体裁ばかりを整えていること」という意味があります。
また「手際よく美しく仕上げること」という意味があります。
- 「綺麗事」の読み方
「綺麗事」の読み方
「綺麗事」の読み方は、「きれいごと」になります。
「綺麗事」の表現の使い方
「綺麗事」の表現の使い方を紹介します。
「綺麗事」には、「うわべだけでは良いことを言っているように見えて、実情を違う為、体裁ばかりを整えていること」という意味があります。
例えば、会社の運営に関して、経済的に倒産のピンチを迎えているのに、「世の中の役に立つことを第一に考える」などと、体裁ばかりを整えた実情にそぐわない話をする人がいるかもしれません。
このような時、「倒産の危機に、綺麗事を並べるな」などと「綺麗事」という言葉を使って説明できます。
また「綺麗事」には、「手際よく美しく仕上げること」という意味があります。
例えば職人は、生み出す作品は手際よく美しく仕上げなければならないと言う時、「作品は綺麗事でなければダメだ」などと、「綺麗事」という言葉を使って言葉にできます。
「綺麗事」を使った例文や短文など
「綺麗事」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「綺麗事」を使った例文1
- 「綺麗事」を使った例文2
「綺麗事」を使った例文1
「彼女は若い頃、将来について『綺麗事』ばかり言っていたが、今では、何も実行していない」
この例文は、ある女性が将来について、表面ばかり立派に取り繕うような話ばかりしていたが、大人になってみると、そのような立派なことは何もしていないという意味があります。
このように、「綺麗事」を言うタイプの人は、言ったことを守らず、まるで違ったことをする傾向があります。
「綺麗事」を使った例文2
「『綺麗事』でなければ意味がないため、完璧な仕事をする」
この例文の「綺麗事」には、「手際よく美しく仕上げること」という意味があります。
仕事をする時、中途半端に終えては、仕事をした意味がないため、手際よく美しく仕上げるため、完璧な仕事をするという意味があります。
職人など、プロ気質の強い人は、このように「綺麗事」を大切にします。
「綺麗事」の類語や類義語・言い換え
「綺麗事」の類語や類似を紹介します。
- 「おためごかし」【おためごかし】
- 「戯言」【ざれごと】
「おためごかし」【おためごかし】
「おためごかし」には「表面的には相手の為であるかのようにふるまってはいるものの、実は自分の利益をはかること」という意味があります。
「おためごかしの親切」などという使い方をします。
「戯言」【ざれごと】
「戯言」には、「馬鹿げた言葉・内容のないふざけていう言葉」や「戯れ(遊び・冗談)でいう言葉」という意味があります。
「戯言を言って笑わせる」という言葉には、「ふざけたことを言って笑わせる」という意味があります。
「綺麗事」という言葉について見てきました。
うわべだけでは良いことを言っているように見えて、実情を違う為、体裁ばかりを整えていることについて話す時、また手際よく美しく仕上げることについて言葉にする時、「綺麗事」という言葉を使ってみましょう。