「手抜き」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「手抜き」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「手抜き」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「手抜き」の意味
- 「手抜き」の表現の使い方
- 「手抜き」を使った例文と意味を解釈
- 「手抜き」の類語や類義語
「手抜き」の意味
「手抜き」とは手を抜くこと、するべきことに対して、手続き、手数を省くことを言います。
- 「手抜き」の読み方
「手抜き」の読み方
「手抜き」の読み方は、「てぬき」になります。
「手抜き」の表現の使い方
「手抜き」の表現の使い方を紹介します。
「手抜き」とは漢字の通り手を抜くことであり、するべきことを省略する、楽をするということですから仕事上においていい意味で使うことはないと解釈しても差し支えないでしょう。
「手抜き工事など許せない」「手抜きをしている」「仕事に手抜きをし始めた」などと使いますが、どれも悪い意味であることがわかるかと思います。
「手抜き」を使った例文と意味を解釈
「手抜き」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「手抜き」を使った例文1
- 「手抜き」を使った例文2
「手抜き」を使った例文1
「忙しいからと言って、手抜き料理、手抜き家事ばかりではさすがにどうかと思って反省した」
「手抜き料理」とは、するべき手数を省いて簡単に作るものを言います。
また「手抜き家事」も同じく手数を省いたり、簡単に済ませることです。
「手抜き」を使った例文2
「手抜きした工事だったことが判明し、大きな怒りを感じている」
「手抜き工事」とは、するべきことをちゃんとしていない、いい加減な工事のことを言います。
その為、後から不備が発覚しやすいのです。
「手抜き」の類語や類義語
「手抜き」の類語や類義語を紹介します。
- 「杜撰」【ずさん】
- 「怠慢」【たいまん】
- 「ぞんざい」【そんざい】
「杜撰」【ずさん】
「杜撰」とは手を抜いたところが多くて、いい加減であることを言います。
「そのような杜撰な計画ではとてもじゃないが仕事を任せることはできない」「信用していたのに、杜撰な金銭管理に驚いた」「あなたのそういう杜撰さが招いたトラブルなのですよ」などと使います。
「怠慢」【たいまん】
「怠慢」とは怠けること、怠けてすべきことをしないでいることを言います。
またそのような様子のことでもあります。
「君は職務怠慢と言われても言い訳できないぞ」「何たる、怠慢」「今度の事件で、僕は怠慢のそしりを免れないと覚悟している」という風に使います。
「ぞんざい」【そんざい】
「ぞんざい」とは物事に対して、取り扱いが荒くいい加減であることを言います。
また乱暴である、礼儀がなっていない様子という意味でもあります。
「字をぞんざいに書くのはやめなさい」「ぞんざいな工事をするからあの会社には頼まない方がいい」「ずいぶんとぞんざいな口をきくじゃないか」「客をぞんざいに扱うような店は、長続きはしないさ」などと使います。
いかがでしたでしょうか。
「手抜き」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。