「民度が低い」とは?!意味や解説
この「民度が低い」と表現されてしまうのは、とても恥ずかしいことだと考えないといけません。
目次
- 「民度が低い」とは?
- 「民度が低い」の概要
「民度が低い」とは?
「民度が低い」は、「人間としてのレベルが低い」と言っている表現です。
このレベルの低さとは、マナーを全く守れず、礼儀も全くなっていないという意味で、頭の良し悪しなどの以前に、「人間として最低限のレベルにも達していない」ことだと解釈してください。
例えば、混んでいる電車の中で大声が話したり、道端に平気で空いたペットボトルを投げ捨てるような常識のない行為に対して(その人に向けて)使われると考えていいでしょう。
- 「民度が低い」の読み方
「民度が低い」の読み方
「民度が低い」は、「みんどがひくい」と読みます。
「民度」を「人間(人民、民族)としてのマナーや礼儀の良さの度合い」だと考えると分かりやすいでしょう。
上ではそれらを「人間としてのレベル」と表現しましたが、現在の世の中ではその方が理解しやすいと思っての表現です。
「民度が低い」の概要
「民度が低い」は、個別の人に対して、またはその地域や集団全体といった使われ方の多い言葉です。
大勢で街中で大騒ぎしているような集団に対して、「民度の低い連中だ」のように用います。
また、特定の国自体に使うこともあり、その時には「民度の低い国だ」などと表現しますが、自国の人間と比較してのマナーや礼儀に欠けるような国民が多いという意味になり、いわゆる上からの物言いでその国を下卑している表現になる為、このような使い方には注意が必要です。
特定の個人や比較的小さな集団であれば、そうだと思えば遠慮なく使える場合も多いですが、対象がもっと大きい国や民族などとなると、ヘイトスピーチともとられかねないので気を付かないといけません。
誰かに「民度が低い」と使うからには、その自分はそれなりにマナーや礼儀を心得ていないといけません。
自分の方はどうなのだと言われてしまうことのないように、使う側にしっかりとした常識があってこそ用いることができる表現です。