「自然派ママ」とは?!意味や解説
最近では、「自然派ママ」と呼ばれる母親が増えているようです。
目次
- 「自然派ママ」とは?
- 「自然派ママ」の概要
「自然派ママ」とは?
「自然派ママ」とは、科学(や化学などの自然界には存在しないもの)による行為全般を好まない母親のことです。
こう書くと難しく見えますが、化学調味料を使った食事は摂らず、薬による医療行為も一切行わないといったことだと考えてください。
つまり、人間を動物(の一種)と見立て、自然の中で起こらないようなことは全て好まないのだと解釈してください。
そして、自らだけでなく、子供にもそれを強要している為、この「自然派ママ」といったように呼ばれています。
「自然派ママ」の概要
「自然派ママ」は、子供に添加物などが含まれるお菓子や食事は与えず、病院にも極力行かせません。
先の添加物に関しては、それに越したことはないと思われるかも知れませんが、あらゆる食品や食事の際に必ず原材料を気にするあまり、一緒に買い物に行ったり、食事に行くのが嫌だと思われてしまうことが多いです。
特に、人が作った料理に対していちいちそれらを気にすることが嫌われる原因だと言われています。
そして、子供に予防接種さえ受けさせない徹底振りから、悪い宗教にでも入っているのではないかとさえ揶揄される場合もあるほどです。
確かに人間も動物には変わりませんが、野生動物のように何一つ科学の力を使わずに生きられるものではありません。
また、この「自然派ママ」は子供にだけでなく、他人にもそのような生活を勧めることが問題だと言われています。
先のように、宗教への勧誘かと思われるほど「自然派」の生活について熱く語ったり、食品を選ぶ際の(添加物などが使われていない)リストのようなものまで配るといったことまで平気で行います。
正直なところ、行き過ぎたそれらはありがた迷惑に他なりません。
自然災害が多い近年では、子供にできるだけ自然に近くたくましく育って欲しいと思う気持ちも分かるものの、予防接種さえ受けさせないのはさすがにやり過ぎだと言わざるを得ません。
少なくとも、人に強要するのはやめて欲しいものです。