「見捨てる」の意味とは！類語や例文など詳しく解釈

「見捨てる」の意味とは?

「見捨てる」とは、「その相手との関係を断つ」という意味で使う言葉です。

完全にそれを断つという場合だけでなく、一時的にだけそうするという時にも使うことができます。

その為、「もうあいつは見捨てるしかない」と言った時でも、その後は一切関係を断つという意味ではなく、あくまで今のシチュエーションにおいて、一時期手にそうするという解釈で使っている場合もあります。

• 「見捨てる」の読み方

「見捨てる」の読み方

「見捨てる」の読み方は、「みすてる」になります。

「捨てる」と表現していますが、冒頭のように物理的に何かを捨てるのではなく、関係の解消に対して「捨てる」と比喩表現として使っています。

パソコンやスマホで「みすてる」から変換すると、「見棄てる」という言葉も出てきますが、こちらはあまり一般的ではない為、「見捨てる」の方を使った方がいいでしょう(「見棄てる」でも間違いではありません)。

「見捨てる」の表現の使い方

「見捨てる」の表現の使い方を紹介します。

この言葉は、その対象の相手を必要がないと思った時に使う表現です。

その為、滅多なことで使われる言葉ではありませんが、ゲームをプレイしていると、度々見聞きすることになるかも知れません。

それは、ゲーム上では簡単に「もう見捨てて行くぞ」などと会話で使われる為で、その場面において足手まといになるなどの理由から、一時的にそうするという意味でよく用いられます。

ただし、例えゲーム上であってもそれなりに厳しい表現になるので、ある程度の仲同士でないと使われない(使えない)言葉だと考えておいてください。

「見捨てる」を使った例文と意味を解釈

「見捨てる」を使った例文と、その意味の解釈です。

決していい意味はない言葉なので、使い方には注意が必要です。

• 「見捨てる」を使った例文1
• 「見捨てる」を使った例文2

「見捨てる」を使った例文1

「こうなったら、あいつは見捨てるしかないようだ」

現実でこのような使い方はあまりしないものですが、ゲームの中であれば普通に使われることも多い表現です。

少なくとも今はそれをするしかない(そうしないと自分たちが困ることになる)と考えての発言になります。

「見捨てる」を使った例文2

「あの人は簡単に人を見捨てるから覚悟しておいた方がいい」

それだけ厳しい人だと言っています。

この使い方の場合には、その場限りではなく、その後一切関係を解消することだと考えていいでしょう。

「見捨てる」の類語や類義語

「見捨てる」の類語や類義語を紹介します。

これらに言い換えてもほとんど意味は一緒です。

• 「見限る」【みかぎる】
• 「見放す」【みはなす】

「見限る」【みかぎる】

「見捨てる」と言い換えられる言葉で、そちらより「今後一切」といったニュアンスが強くなります。

その為、あまり一時的にという意味合いからは用いない表現です。

「見放す」【みはなす】

こちらの言葉も「見捨てる」と同様の意味があります。

一時的にだけといった場合にも使える表現で、「見捨てる」にとても近いと考えていいでしょう。