「藪から棒」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「藪から棒」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「藪から棒」という言葉を使った例文や、「藪から棒」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「藪から棒」とは?意味
- 「藪から棒」の表現の使い方
- 「藪から棒」を使った例文や短文など
- 「藪から棒」の類語や類義語・言い換え
「藪から棒」とは?意味
「藪から棒」には、「予告もなく唐突に物事を行うさま」という意味があります。
- 「藪から棒」の読み方
「藪から棒」の読み方
「藪から棒」の読み方は、「やぶからぼう」になります。
「藪」は「やぶ」、「棒」は「ぼう」になります。
「藪から棒」の表現の使い方
「藪から棒」の表現の使い方を紹介します。
「藪から棒」には、「予告もなく唐突に物事を行うさま」という意味があります。
例えばビジネスシーンでは、部下が何の予告もなく、「会社を辞める」と言いだした時、唐突だと感じるでしょう。
このような時、「藪から棒に、何を言うんだ」などと感想を述べます。
このように、何の前触れもなく、唐突に物事をする様子を見た時に、「藪から棒」という言葉を使ってみましょう。
「藪から棒」を使った例文や短文など
「藪から棒」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「藪から棒」を使った例文1
- 「藪から棒」を使った例文2
「藪から棒」を使った例文1
「『藪から棒』に10万円貸してくれと言われても、とても貸せない」
この例文には、何の予告もなく、唐突に10万円貸してくれと言われても、お金を貸したりできないという意味があります。
お金を借りる時は、前もってお金を借りる理由や、お金をどのように返済するかなどを話しておかないと、貸す側は納得できないでしょう。
「藪から棒」を使った例文2
「友達だと思っていた男性に、『藪から棒』に告白された」
この例文は、友達と思っていた男性から、急に告白されて驚いたという意味があります。
「もしかしたら私に好意を寄せているのかも」などと分かるような前触れがあれば、告白されるかもしれないという心の準備ができたかもしれません。
しかし、まるで前触れもなく告白されたら、驚くだけでどのような顔をすればいいか分からないかもしれません。
「藪から棒」の類語や類義語・言い換え
「藪から棒」の類語や類似を紹介します。
- 「唐突」【とうとつ】
- 「突然」【とつぜん】
「唐突」【とうとつ】
「唐突」には「予期せずおきること」という意味があります。
また「突然」「不意」という意味があります。
「唐突に、話しかけられる」という言葉には、「突然話しかけられた」という意味があります。
「唐突過ぎる提案」「唐突な意見」などという使い方をします。
「突然」【とつぜん】
「突然」には、「不意に」という意味があります。
「突然、目の前で人が転んだ」という言葉には、不意に目の前で人が転んだという意味があります。
「藪から棒」という言葉について見てきました。
何の前触れもなく、唐突に物事をする様子を見た時に、「藪から棒」という言葉を使ってみましょう。