「漫然」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「漫然」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「漫然」という言葉を使った例文や、「漫然」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「漫然」とは?意味
- 「漫然」の表現の使い方
- 「漫然」を使った例文や短文など
- 「漫然」の類語や類義語・言い換え
「漫然」とは?意味
「漫然」には、「目的なく、とりとめのない様子」「ぼんやりとして心にとめない様子」という意味があります。
- 「漫然」の読み方
「漫然」の読み方
「漫然」の読み方は、「まんぜん」になります。
「漫然」の表現の使い方
「漫然」の表現の使い方を紹介します。
「漫然」には、「目的なく、とりとめのない様子」「ぼんやりとして心にとめない様子」という意味があります。
そのような様子の人を見た時「漫然」という言葉を使ってみましょう。
例えば、ぼんやりとした様子で、道を歩いている人を見た時、「漫然と散歩する」と表現できます。
またデパートの商品を、ぼんやりとしたとりとめのない様子で眺めている人を見た時、「漫然と商品を眺める人」と言えます。
このように、とりとめのない様子の人を見た時、「漫然」という言葉を使ってみましょう。
「漫然」を使った例文や短文など
「漫然」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「漫然」を使った例文1
- 「漫然」を使った例文2
「漫然」を使った例文1
「『漫然』としていても、素敵な恋に巡り会えない」
この例文は、ぼんやりとして生きていても、なかなか素敵な恋には出会えないという意味があります。
これといって何もせずに受け身の姿勢でいても、素敵な人は現れず、積極的に恋愛に向かって行かないと、素敵な出会いは得られないのかもしれません。
このように、これといってアクションを起こさず、ぼんやりしている様子を「漫然」と言います。
「漫然」を使った例文2
「定年退職してからは、『漫然』と日々を過ごす」
この例文は、定年退職をして仕事を終えた人が、とりとめなくぼんやりとした日々を過ごしているという文章になります。
仕事をしなくなり、特に趣味がない人は、「漫然」と毎日を過ごすことになるかもしれません。
「漫然」の類語や類義語・言い換え
「漫然」の類語や類似を紹介します。
- 「散漫」【さんまん】
- 「上の空」【うわのそら】
「散漫」【さんまん】
「散漫」には、「散らばり広がること」「まとまりがなく集中力に欠ける様子」という意味があります。
「意識が散漫」という言葉には、「意識にまとまりがない様子」という意味があります。
「上の空」【うわのそら】
「上の空」には、「他のことに心が奪われて注意力散漫なこと」という意味があります。
また「心が浮ついて落ち着かないこと」という意味があります。
例えば恋愛中に心が浮ついて落ち着かず、仕事に注意が向かない時、「恋愛に夢中で、仕事が上の空だ」という文章を作れます。
「漫然」という言葉について見てきました。
とりとめのない様子や、ぼんやりとして心にとめない様子を見た時、「漫然」という言葉を使ってみましょう。