「意に反する」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「意に反する」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「意に反する」という言葉を使った例文や、「意に反する」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「意に反する」とは?意味
- 「意に反する」の表現の使い方
- 「意に反する」を使った例文や短文など
- 「意に反する」の類語や類義語・言い換え
「意に反する」とは?意味
「意に反する」には、「自分の意志や意図とは異なる様子」という意味です。
- 「意に反する」の読み方
「意に反する」の読み方
「意に反する」の読み方は、「いにはんする」になります。
「意に反する」の表現の使い方
「意に反する」の表現の使い方を紹介します。
「意に反する」には、「物事の結果が自分の意志や意図とは異なる様子」という意味があります。
そのため、自分の意志や意図とはまるで反対の結果になった時、不満がある時に、「意に反する」という言葉を使ってみましょう。
例えば、可愛い家というイメージで設計を依頼したのに、とてもクールな家の設計図を見せられた場合、自分の意図とまるで違う設計になってしまったと言えます。
そのため、「意に反する設計図を見せられる」などと「意に反する」を使って表現できます。
「意に反する」を使った例文や短文など
「意に反する」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「意に反する」を使った例文1
- 「意に反する」を使った例文2
「意に反する」を使った例文1
「今回の仕事は上手くいかないと感じていたが、『意に反して』上出来だった」
この例文は、仕事が上手くいかないだろうと考えていた人の、意図に反して、とても良い仕事ができたという文章になります。
このように物事が、誰かの意図とはまるで違う結果になった時、「意に反する」という言葉を使います。
「意に反する」を使った例文2
「親の『意に反する』彼氏を連れてきたのか、両親の表情が固い」
この例文は、両親と彼氏を合わせた女性が、両親の硬い表情を見て、両親が娘の彼氏に期待するタイプの男性ではない彼氏を連れてきてしまったと、感じている場面になります。
親には、「子供の彼氏は、こんな人」という意図が事前にある親もいて、そこから外れてしまった時、「意図に反する」と表現できます。
「意に反する」の類語や類義語・言い換え
「意に反する」の類語や類似を紹介します。
- 「不満」【ふまん】
- 「不本意」【ふほんい】
「不満」【ふまん】
「不満」には、もの足りないと思い、満ち足りた気持ちにならないこと」という意味があります。
「不満げな顔」という言葉には、「物足りなく、満足していなさそうな顔」という意味があります。
「不本意」【ふほんい】
「不本意」には、「自分の本当の気持ちと違うこと」という意味があります。
「不本意だが、仲直りする」という言葉には、「本当は仲直りしたくないが、体面上仲直りする」という意味があります。
「意に反する」という言葉について見てきました。
物事の結果や出来事が、自分の意志や意図とは異なる様子になった時、「意に反する」という言葉を使ってみましょう。