「図太い」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
皆さんの中には「図太い」という言葉を色々な場面で耳にしたり、言われた経験をお持ちの人もいるかもしれません。
この言葉には、大胆不適なイメージが強くあるのですが、実際にはどのような感じなのでしょうか?
そこで今回は、この言葉にフォーカスして、その意味や使い方を考えて行きたいと思います。

目次
- 「図太い」とは?意味
- 「図太い」の表現の使い方
- 「図太い」を使った例文と意味を解釈
- 「図太い」の類語や類義語
「図太い」とは?意味

「図太い」とは「ちょっとのことでは、ビクビクしない」、また「横着」(おうちゃく)といったような意味があります。
- 「図太い」の読み方
「図太い」の読み方
「図太い」は「ずふとい」という読み方になりますので、ここでしっかりとチェックしておきましょう。
「図太い」の表現の使い方

「図太い」は「少々のことでは、動じることがない」という意味があるので、目の前で飛んでもないことが起きても、眉1つ動かさずに、全く動じないような人を指して使うことになります。
「図太い」を使った例文と意味を解釈

では、ここで「図太い」を使った例文を見ながら、具体的な活用シーンをイメージしてみることにしましょう。
- 「図太い」を使った例文1
- 「図太い」を使った例文2
「図太い」を使った例文1
「新入社員の田中は、繊細さと図太い神経を兼ね備えた人材なので、これからの活躍が楽しみだ」
このように「図太い」だけでなく、繊細な気持ちも持ち合わせている人は、色々な面で強い人です。
困難なことが起きても、ビクビクすることがありませんし、それに加えてとても気遣いのある性格なので、誰からも好かれることでしょう。
ましてや、新人の頃から、そのようなタイプの人間だったなら、ますます楽しみです。
「図太い」を使った例文2
「この賑やかな街で白昼堂々と泥棒に入るとは、図太い奴だ」
泥棒というと夜に忍び込むイメージがあるので、昼間に堂々を盗みを働くなのて、「図太い」と言いたくなります。
しかし、賑やかで人がたくさんいるからこそ、その雑踏に紛れて泥棒ができるのかもしれません。
「図太い」の類語や類義語

「図太い」を他の言葉で言い換えるとするなら、他にどのような言葉があるかを見ていくことにします。
- 「図々しい」【ずうずうしい】
- 「猛々しい」【たけだけしい】
「図々しい」【ずうずうしい】
「図々しい」が「図太い」に近い意味を持っている言葉として扱うことができます。
「人に迷惑をかけながら恥とも思わず平気でいる」、「厚かましい」という意味で使われています。
「猛々しい」【たけだけしい】
「猛々しい」という言葉も類義語として使える言葉です。
「気性や行動などが、とても勇ましくて強そうだ」、「悪事に対する反省心がなく図々しい」や「厚かましい」という意味になります。
「図太い」という言葉の意味や使い方を色々と見てきましたが、実際にこの言葉が使われる場合、良い意味で使われることもあれば、悪い意味で使われることもあります。
しかし、複雑で厄介なことばかり起こりうる昨今では、このように「図太い」タイプの人が、とても頼もしく見えて仕方がありません。
それだけにとてもいい意味で解釈されることが多くなりそうです。