「捲し立てる」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「捲くし立てる」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「捲くし立てる」という言葉を使った例文や、「捲くし立てる」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「捲くし立てる」とは?意味
- 「捲くし立てる」の表現の使い方
- 「捲くし立てる」を使った例文や短文など
- 「捲くし立てる」の類語や類義語・言い換え
「捲くし立てる」とは?意味
「捲くし立てる」には、「勢いよく続けざまにしゃべる」という意味があります。
- 「捲くし立てる」の読み方
「捲くし立てる」の読み方
「捲くし立てる」の読み方は、「まくしたてる」になります。
「捲くし立てる」の表現の使い方
「捲くし立てる」の表現の使い方を紹介します。
「捲くし立てる」には、「一方的に言いたい事を勢いよく、続けざまに話すこと」という意味があります。
そのようなしゃべり方をしている人を見た時、「捲くし立てる」という言葉を使ってみましょう。
例えば、学校から帰ってきた子供が、親に向かって今日起きた出来事を勢いよく続けざまにしゃべることがあります。
この様子を、「子供が一日の出来事を、親に捲くし立てる」と「捲くし立てる」という言葉を使って表現できます。
このように、勢いよくしゃべる人に対して、「捲くし立てる」という言葉を使ってみましょう。
「捲くし立てる」を使った例文や短文など
「捲くし立てる」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「捲くし立てる」を使った例文1
- 「捲くし立てる」を使った例文2
「捲くし立てる」を使った例文1
「妻が夫に、日頃の不満を『捲くし立てる』」
この例文は、妻が夫に対して、日頃から溜まっている不満を、勢いよく続けざまにしゃべる様子を文章にしたものです。
このように、勢いよく続けざまにしゃべる様子を「捲くし立てる」と言います。
妻は不満を一言、口に出したら、勢いがついて止まらなくなってしまったのではないでしょうか。
我慢している人ほど、一度不満を口にすると、「捲くし立てる」傾向があるかもしれません。
「捲くし立てる」を使った例文2
「友達が、最近付き合い始めた彼氏の話を『捲くし立てる』」
この例文は、友達が恋の話を、勢いよく続けざまにしゃべる様子を文章にしたものです。
恋愛の話を、赤裸々に勢いよく話す友達がいると、このように「捲くし立てられる」かもしれません。
このような友達と話す時は、自分の話はできず、相槌を打つだけになるかもしれません。
「捲くし立てる」の類語や類義語・言い換え
「捲くし立てる」の類語や類似を紹介します。
- 「畳み掛ける」【たたみかける】
- 「怒鳴る」【どなる】
「畳み掛ける」【たたみかける】
「畳み掛ける」には、「相手に余裕を与えず、矢継ぎ早に物事を仕掛ける」という意味があります。
「畳み掛けるように質問する」という言葉には、「相手に余裕を与えないよう、立て続けに質問する」という意味があります。
「怒鳴る」【どなる】
「怒鳴る」には、「大きな声を出して呼ぶ」「大声で叱りつける」という意味があります。
「廊下を走っている生徒に対して怒鳴る」という言葉には、「廊下を走っている生徒を、声高にしかりつける」という意味があります。
「捲くし立てる」という言葉について見てきました。
誰かが勢いよく続けざまにしゃべる姿を見た時、「捲くし立てる」という言葉を使ってみましょう。