「爪に火を灯す」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「爪に火を灯す」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「爪に火を灯す」という言葉を使った例文や、「爪に火を灯す」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「爪に火を灯す」とは?意味
- 「爪に火を灯す」の表現の使い方
- 「爪に火を灯す」を使った例文や短文など
- 「爪に火を灯す」の類語や類義語・言い換え
「爪に火を灯す」とは?意味
「爪に火を灯す」には、「極端に倹約した生活を送ること」という意味があります。
また「非常にケチなこと」という意味があります。
ケチでろうそくを買わない、またろうそくを買えないほど貧乏なため、ろうそくの代わりに爪に火を灯したということから、「爪に火を灯す」という言葉になっています。
- 「爪に火を灯す」の読み方
「爪に火を灯す」の読み方
「爪に火を灯す」の読み方は、「つめにひをともす」になります。
「爪に火を灯す」の表現の使い方
「爪に火を灯す」の表現の使い方を紹介します。
「爪に火を灯す」には、「きわめて倹約した生活を送ること」また「非常にケチなこと」という意味があります。
そのため、そのような生活を送っている人を見た時、「爪に火を灯す」という言葉を使ってみましょう。
例えば、シャワー代を節約するため、タオルを水に浸して、体を拭いている人は、「爪に火を灯すような生活」をしていると言えるでしょう。
このように、倹約し過ぎと言えるような生活を送る人、ケチな人を見た時、「爪に火を灯す」という言葉を使ってみましょう。
「爪に火を灯す」を使った例文や短文など
「爪に火を灯す」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「爪に火を灯す」を使った例文1
- 「爪に火を灯す」を使った例文2
「爪に火を灯す」を使った例文1
「給料が安いためか、妻が『爪に火を灯す』ような節約をしている」
この例文は、給料が安い男性が、妻の極端な節約生活を見て、げんなりしている様子になります。
このように、極端な倹約ぶりを「爪に火を灯す」と言います。
もし生活が苦しい場合は、奥さんも働きに出た方が、「爪に火を灯す」生活よりも、精神衛生上いいかもしれません。
「爪に火を灯す」を使った例文2
「彼は資産家なのに、『爪に火を灯す』生活をしている」
この例文は、資産家なのにもかかわらず、極端な倹約生活を送っている人についての文章になります。
このように、お金持ちほど、ケチな人が多いという説があります。
「爪に火を灯す」の類語や類義語・言い換え
「爪に火を灯す」の類語や類似を紹介します。
- 「質素」【しっそ】
- 「ケチ」【けち】
「質素」【しっそ】
「質素」には、「地味で飾り気がないこと」また「衣・食・住などの生活ぶりが控えめなこと」、「ぜいたくや派手さがないこと」という意味があります。
「質素な暮らし」「質素な家」などという使い方をします。
「ケチ」【けち】
「ケチ」には「お金払いが悪い」「心が狭く、こせこせしている」という意味があります。
「ケチな男性」には「金品を惜しむ男性」という意味があります。
「爪に火を灯す」という言葉について見てきました。
極めて倹約した生活を送っている様子を見た時、ひどくケチな人を見た時に、「爪に火を灯す」という言葉を使ってみましょう。