「苦楽を共にする」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「苦楽を共にする」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「苦楽を共にする」という表現について詳しく紹介していきます。
目次
- 「苦楽を共にする」とは?意味
- 「苦楽を共にする」の表現の使い方
- 「苦楽を共にする」を使った例文と意味を解釈
- 「苦楽を共にする」の類語や類義語
「苦楽を共にする」とは?意味
「苦楽を共にする」というのは「一緒に苦労をして一緒に楽しむ」という意味です。
「様々な出来事を共に体験する」という意味でもあり、「共に泣き共に笑う」とも言います。
「同じ釜の飯を食った仲」と言われることもあり、学校で一緒に苦労をしてきた友達や家族に対して使われることが多い表現だといえます。
夫婦に対して最も一般的に使われるかもしれません。
- 「苦楽を共にする」の読み方
「苦楽を共にする」の読み方
「苦楽を共にする」の読み方は、「くらくをともにする」になります。
身近な人との関係を表現するときに使われますので、ぜひ知っておきましょう。
「苦楽を共にする」の表現の使い方
「苦楽を共にする」の表現の使い方を紹介します。
「苦楽を共にする」というのは「一緒に苦労をして一緒に楽しむ」という意味です。
例えば、夫婦はまさに「苦楽を共にして」生活しています。
子供が生まれた、昇進した、などという良いこともあれば、流産してしまった、リストラに遭ってしまった、などと大変なこともあるでしょう。
しかし、どのような良い時もどのような大変な時も、一緒に乗り越えることで絆が強まります。
そのような夫婦はまさに「苦楽を共にしている」といえます。
「苦楽を共にする」を使った例文と意味を解釈
「苦楽を共にする」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「苦楽を共にする」を使った例文1
- 「苦楽を共にする」を使った例文2
「苦楽を共にする」を使った例文1
「あの2人はまさに苦楽を共にしているから、本当に仲がいいよ」
夫婦の中にも、どれだけ大変なことがあってもお互いを励ましあい、努力している人達がいます。
楽な時ばかりではなく、辛い時もお互いに励まし合える関係は素晴らしいものです。
そのような困難を共に乗り越えてきた2人はまさに仲が良く、その絆はとても強いと言えるでしょう。
「苦楽を共にする」を使った例文2
「彼女は苦楽を共にしてきた友人です」
学生時代、楽しいこともあれば部活や勉強で大変な目にあったという人もいるのではないでしょうか。
しかし、そんな時にお互いを励ましあい、勉強を教え合ってきた、お互いに叱咤激励をしてきた、などということであれば、そのような友人はとても良い友人だといえます。
一生の友達として、大切にしていきたい人間関係です。
「苦楽を共にする」の類語や類義語
「苦楽を共にする」の類語や類義語を紹介します。
- 「同じ釜の飯を食う」【おなじかまのめしをくう】
- 「共に泣き共に笑う」【ともになきともにわらう】
「同じ釜の飯を食う」【おなじかまのめしをくう】
「同じ釜の飯を食」というのは「生活を共にしたり一緒に働いたりして苦楽を分かち合った親しい間柄」という意味になります。
「同じ釜で飯を食う」とは言いません。
「共に泣き共に笑う」【ともになきともにわらう】
「共に泣き共に笑う」というのは「様々な出来事を一緒に体験する」という意味です。
「つらいことも楽しいことも一緒に体験する」という事です。
「苦楽を共にする」という表現は日常的にも使えますので、ぜひ覚えておきましょう。
そのような人間関係は大切にしなければいけません。