「普段」とは?意味や使い方!例文や解釈
「普段」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「普段」という言葉を使った例文や、「普段」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「普段」とは?
- 「普段」の表現の使い方
- 「普段」を使った言葉と意味を解釈
- 「普段」を使った例文や短文など
- 「普段」の反対語
- 「普段」の類語や類義語・言い換え
- 「普段」の英語と解釈
「普段」とは?
「普段」には、「常にその状態であること」という意味があります。
また「日頃」、「日常」という意味があります。
- 「普段」の読み方
- 「普段」の語源
「普段」の読み方
「普段」の読み方は、「ふだん」になります。
「普段」の語源
「普段」という言葉は、本来は「不断」と書きます。
「不断」には、「絶えないこと」「いつまでも続くこと」という意味があります。
そこから転じて「何時もの状態である」という意味が生まれ、その意味の言葉の当て字として、「普段」が使われるようになっています。
「普段」の表現の使い方
「普段」の表現の使い方を紹介します。
「普段」には、「常にその状態であること」という意味があります。
また「日頃」「日常」という意味があります。
また「普段」は、「特別な時や場合」と対立した意味を含んでいます。
そのため、「普段はよく話す」という言葉には、「いつもはよく話す」という意味がある一方で、「特別な時や場合は、あまり話さない」ということになります。
例えば、お見合いの席という特別な場所で、あまり話さない娘を見た時、「普段はよく話すのに、今日は緊張しているみたい」などと言います。
このように、いつは、このような状態だと、誰かに伝えたい時などに、「普段」という言葉を使ってみましょう。
「普段」を使った言葉と意味を解釈
「普段」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「普段通り」【ふだんどおり】
- 「普段以上」【ふだんいじょう】
「普段通り」【ふだんどおり】
「普段通り」には「いつもどおり」という意味があります。
「いつもの状態であること」という意味もあります。
「普段通り、朝食を食べる」という文章には、「いつもと同じように、朝食を食べる」という意味があります。
「普段以上」【ふだんいじょう】
「普段以上」には、「いつにも増して」という意味があります。
「普段以上に、美味しいカレーライスが作れた」という文章には、「日頃できるカレーライスよりもさらに美味しいカレーライスが作れた」という意味があります。
また「普段以上に、お腹が空いている」「普段以上に、彼女が綺麗に見える」などという使い方をします。
「普段」を使った例文や短文など
「普段」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「普段」を使った例文1
- 「普段」を使った例文2
「普段」を使った例文1
「『普段』通りにすれば、きっといい試合ができる」
この例文は、試合を前にした選手などに、監督や部長が、「いつも通りにすれば、いい試合ができる」と言っている場面になります。
大切な試合になるほど、特別なことをしないといけないと思いがちですが、「普段通り」が大切だと教えることは大切かもしれません。
このように、「普段通り」という言葉には、いつもと同じ状態という意味があります。
「普段」を使った例文2
「『普段』の彼女は、今日みたいに乱暴な言葉を使わない」
この例文に登場する女性は、とても乱暴な言葉遣いをしているようです。
何か特別腹が立つことがあり、このような言葉遣いになってしまったのでしょう。
それを裏付けるようにいつもの彼女は、今日のような乱暴な言葉を使わないと誰かが話しています。
このように、特別な日や場合と対立するように、いつもはこの人はこうしていると相手に伝えたい時に、「普段」という言葉を使ってみましょう。
「普段」の反対語
「普段」の反対語を紹介します。
- 「晴れの日」【はれのひ】
- 「特別」【とくべつ】
「晴れの日」【はれのひ】
「晴れの日」には、「多くの人から注目されて、光栄に感じる特別な日」という意味があります。
また「めでたい日」という意味もあります。
「今日は晴れの日のため、オシャレをしていく」「結婚式という晴れの日を迎える」などと言う使い方をします。
「特別」【とくべつ】
「特別」には、「他との間に、はっきりした区別があること」という意味があります。
「特別な日」という言葉には、普段の日とは、ハッキリ区別がある日、という意味があります。
「特別に話す」「特別に許す」などと言う使い方をします。
「普段」の類語や類義語・言い換え
「普段」の類語や類似を紹介します。
- 「常時」【じょうじ】
- 「平常」【へいじょう】
- 「常日頃」【つねひごろ】
「常時」【じょうじ】
「常時」には、「どんな時にも」「いつも」という意味があります。
「常時、誰かが見ているような気がする」という言葉には、誰かのことをいつも誰かが見ているような気がするという意味があります。
「平常」【へいじょう】
「平常」には、「運行が繰り返しされるものについて、特別ではなくいつも通り」という意味があります。
「平常通り授業がある」という言葉には、特別なことはなく、いつも通り授業がある、という意味があります。
「常日頃」【つねひごろ】
「常日頃」には、「毎日」「いつも」という意味があります。
「ダイエットを成功させるためには、常日頃の食事への注意が必要だ」などという使い方をします。
他にも「常日頃から、気を付けている」「常日頃から、良く話す」などという使い方をします。
「普段」の英語と解釈
「普段」の英語を紹介し、その意味を解釈して行きます。
「普段」を英語にすると、“usually”(ユージョアリー)になります。
“usually”には「いつも」「普段」という意味があります。
また“normal”(ノーマル)という言葉には、「普通」「普段」という意味があります。
さらに“everyday”(エブリデイ)という言葉には、「普段」「毎日」という意味があります。
このように「普段」という言葉を英語にする時は、“usually”や“normal”、“everyday”などの英語を使ってみましょう。
「普段」という言葉について、見てきました。
いつもその状態だと、誰かに伝えたい時、日頃、日常は、このようだと誰かに伝えたい時、「普段」という言葉を使ってみましょう。