「克明」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「克明」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「克明」という言葉を使った例文や、「克明」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「克明」とは?意味
- 「克明」の表現の使い方
- 「克明」を使った例文や短文など
- 「克明」の類語や類義語・言い換え
「克明」とは?意味
「克明」には、「細かいところまで、念を入れてはっきりすること」という意味があります。
また「真面目」「正直」という意味もあります。
何事も「細かいところまで、念を入れてはっきりさせる」様子を、「克明」と言います。
- 「克明」の読み方
「克明」の読み方
「克明」の読み方は、「こくめい」になります。
「克明」の表現の使い方
「克明」の表現の使い方を紹介します。
「克明」には、「細かいところまで、念を入れてはっきりすること」、また「真面目」「正直」という意味もあります。
例えば詳細な部分まで念を入れていて、欠けた部分がまるでないようなメモは「克明なメモ」と言います。
また誰かから受けた恩を、死ぬ前忘れないような人を見た時、「恩返しを克明に続ける人」などと「克明」という言葉を使えます。
「克明」を使った例文や短文など
「克明」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「克明」を使った例文1
- 「克明」を使った例文2
「克明」を使った例文1
「自分がしてしまったミスを、『克明』に覚えている」
この例文に登場する人は、自分がしてしまったミスを、細かい部分まで抜け落ちた部分がないほど、はっきりと記憶してしまったようです。
このような詳細な部分まで抜け落ちていないほど、ハッキリ覚えている様子を「克明に覚えている」と言います。
恋愛の場面では、初デートの場面を「克明」に覚えているひともいるかもしれません。
「克明」を使った例文2
「黒板の文字を『克明』に書き写しても、成績が良くなるとは限らない」
この例文には、黒板の先生が書いた文字を、一時残らずノートに書き写したからと言って、成績が良くなるかどうかはわからないという意味があります。
要点だけをノートに書き写したり、ノートに頼らず、その場で覚えようとしたほうが、成績が良くなるケースもあるでしょう。
「克明」の類語や類義語・言い換え
「克明」の類語や類似を紹介します。
- 「詳細」【しょうさい】
- 「実直」【じっちょく】
「詳細」【しょうさい】
「詳細」には、「細かい部分まで詳しいこと」という意味があります。
「詳細なメモ」という言葉には、「細部にいたるまで詳しく書かれたメモ」という意味があります。
「実直」【じっちょく】
「実直」には「陰日向のないこと」「誠実で真面目な事」という意味があります。
「実直な性格」「実直な生徒」などという使い方をします。
裏表のない真面目な性格の人を見た時に、「実直な人」などと言ってみましょう。
「克明」という言葉について見てきました。
細かいところまで、念を入れて手落ちがない様子を見た時、「克明」という言葉を使ってみましょう。