「十人並み」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「十人並み」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「十人並み」という言葉を使った例文や、「十人並み」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「十人並み」とは?意味
- 「十人並み」の表現の使い方
- 「十人並み」を使った例文や短文など
- 「十人並み」の類語や類義語・言い換え
「十人並み」とは?意味
「十人並み」には、「顔立ちや能力などが、それなり」という意味があります。
また「才能や見た目が、良くも悪くもないという人」という意味もあります。
さらに「普通程度」という意味もあります。
- 「十人並み」の読み方
「十人並み」の読み方
「十人並み」の読み方は、「じゅうにんなみ」になります。
「とにんなみ」などと読み間違えないようにしましょう。
「十人並み」の表現の使い方
「十人並み」の表現の使い方を紹介します。
「十人並み」には、「才能や見た目が、良くも悪くもないという人」という意味があります。
そこで、一般的な人のレベルと、顔立ちや能力に違いがみられない人を見た時、「十人並み」という言葉を使ってみましょう。
ただし「君は十人並みだ」などと面と向かって言うのは、ケンカを売ることになるため控えましょう。
「十人並み」を使った例文や短文など
「十人並み」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「十人並み」を使った例文1
- 「十人並み」を使った例文2
「十人並み」を使った例文1
「美男に生まれたかったとは言わないが、『十人並み』には生まれたかった」
この例文に登場する男性は、容姿に自信がないようです。
そのため一般的な人と同じ程度の容姿で、生まれてきたかったと嘆いています。
このように「十人並み」には、容姿が普通の程度という意味があります。
「十人並み」を使った例文2
「容姿も能力も、何を取って『十人並み』で取り柄がない」
この例文は、自分の容姿や様々な能力が、すべて取り立てて良くも悪くもないと感じている人についての文章になります。
「十人並み」なのは、悪いことではありませんが、良いことでもないため、取りようによっては「取り柄がない」とネガティブな見方をしてしまいます。
ポジティブに見れば「弱点がない」ということになります。
「十人並み」の類語や類義語・言い換え
「十人並み」の類語や類似を紹介します。
- 「普通」【ふつう】
- 「平凡」【へいぼん】
「普通」【ふつう】
「普通」には「いつでもどこにでもある、珍しさはない、他に比べて特別な変わりはない、一般的である、ほとんどそうである」という意味があります。
「普通に生活をしている」という文章には、特に普段と変わらずに、生活しているという意味があります。
「平凡」【へいぼん】
「平凡」には「特に言う程の優れた点がなく、ごく当たり前であること」という意味があります。
「平凡な人間」という言葉には、これといって優れた特色のない人間という意味があります。
「平凡な作品」「平凡な話」などという使い方をします。
「十人並み」という言葉について見てきました。
顔立ちや能力が、人とよりも優れも劣ってもいないと感じた時、「十人並み」という言葉を使ってみましょう。