「法人向け」とは?読み方や使い方・例文・類語まで詳しく解説!
この「法人向け」という表現は、色々な製品に使われているのを見掛けます。
目次
- 「法人向け」とは?
- 「法人向け」の表現の使い方
- 「法人向け」を使った例文と意味を解釈
- 「法人向け」の類語や類義語
「法人向け」とは?
「法人向け」とは、一般企業も含む各種の団体、組織を対象にしているという意味の言葉です。
「法人向け講座」と言えば、そのような組織の担当者向けの講座だと解釈していいでしょう。
「個人向け」と対になる言葉で、製品に使われている場合、必ずしも組織でないと購入、使用できないという訳ではありませんが、組織で使用されることを念頭に置いて作られています。
- 「法人向け」の読み方
「法人向け」の読み方
「法人向け」は、「ほうじんむけ」と読みます。
「法人」という表現で、一般企業やその他の団体、組織を一緒くたに表現しており、対象が「個人向け」ではないという意味で使われる言葉です。
そのような組織はどうして「法人」と表現されるのかと言えば、税制上の区分で、法によって組織を人(その組織全体で1人の人間)と考えて課税対象とすることから使われている表現です。
「法人向け」の表現の使い方
ちょっとした文房具などにも、この「法人向け」と銘打った製品が存在します。
そのよう製品は単品では注文できなかったり、1ダース(12個)が最低単位だったり、パッケージが簡略化されているといったことが多いです。
個人向けにもほぼ同様の製品が用意されている場合には、そういった面から法人が対象になっていると考えていいでしょう。
電子機器の場合、「法人向けモデル」と表記されているものがそれに当たり、個別の保証書が付いていなかったり、業務には不必要な機能(マルチメディア関連など)が省かれていたりします。
「法人向け」を使った例文と意味を解釈
「法人向け」を使った例文と、その意味の解釈です。
単品でも購入できる製品の場合、遭えてそのような製品を狙うという手もあります。
- 「法人向け」を使った例文1
- 「法人向け」を使った例文2
「法人向け」を使った例文1
「法人向けの方が余計な装飾がないので気に入っている」
個人向けの製品の場合、パッケージに凝っていたり、分厚いマニュアルが付いているものも少なくありませんが、法人向けとなると、同じ製品でも無骨な段ボールの包装だけで、マニュアルも紙が一枚だけなどということがほとんどです。
使い方が分かっていれば、遭えてそういった方を選んだ方が余計な(処分するべき)物が付いてこないというメリットがあります。
「法人向け」を使った例文2
「組織でないと法人向けのパッケージは購入できないようだ」
一部のソフトウェアでは、法人を対象にしたパッケージ販売が行われています。
ソフト媒体(DVDなど)やマニュアルは1つだけで、何台まで使用(インストール)が可能だといったライセンス方式になっており、個別のパッケージをその台数分購入するよりお得な価格で購入できるところが魅力です。
「法人向け」の類語や類義語
「法人向け」と似た意味で使われる言葉です。
この表記でも、基本的に個人向けではないことが表現されています。
- 「業務用」【ぎょうむよう】
「業務用」【ぎょうむよう】
消耗品に多い表記で、個人向けより量が多いことや、余計な装飾がされていないのが特徴です。
個人でも購入が可能なことも多いですが、食品関係の場合、一般の家庭では期限までに使用できないほどの量があるので注意が必要です。
「法人向け」と表記されている対象は、組織での利用が前提となっています。
個人で利用する場合、メリットになる点だけでなく、デメリットもきちんと考えた上で選択してください。