「狼藉」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「狼藉」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「狼藉」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「狼藉」とは?
- 「狼藉」の表現の使い方
- 「狼藉」を使った例文と意味を解釈
- 「狼藉」の類語や類義語
「狼藉」とは?
「狼藉」とは乱暴なふるまいをすること、そのようなふるまいのことを言います。
- 「狼藉」の読み方
「狼藉」の読み方
「狼藉」と書いて「ろうぜき」と読みます。
「狼藉」の表現の使い方
「狼藉」とは乱暴なふるまいをすること、またそのようなふるまいのことを言う言葉ですから、使い方としては人に対してで「このような狼藉をするとは許せない奴」「誰がこのような狼藉をした」という風になります。
「狼藉」を使った例文と意味を解釈
それでは「狼藉」を使った例文をいくつか紹介しましょう。
意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。
- 「狼藉」を使った例文1
- 「狼藉」を使った例文2
「狼藉」を使った例文1
「狼藉者は我が家に置いてはおけない、どこへでも行ってしまえ」
「狼藉者」とは乱暴をする者、暴れ者という意味で使います。
例文は乱暴する者とは同居ができない、出て行けという意味で言っているのです。
「狼藉」を使った例文2
「散々世話になっておきながら、このような狼藉をするとは恩知らずな男だ」
「狼藉をする」とは、乱暴なふるまいをすることを言います。
直接的な暴力行為以外にも、礼儀をわきまえない、騒ぎを起こす、相手の顔に泥を塗るような行為といったことも考えられるでしょう。
「狼藉」の類語や類義語
言葉の意味が理解できましたところで、「狼藉」の類語、似た言葉、言い換える言葉などもいくつか紹介します。
こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。
- 「愚行」【ぐこう】
- 「乱行」【らんぎょう】
- 「愚挙」【ぐきょ】
- 「乱暴」【らんぼう】
「愚行」【ぐこう】
「愚行」とは愚かな行いのことを言います。
「反省もせず愚行を重ねた」「愚行三昧で、今更実家には戻れない」などと使います。
「乱行」【らんぎょう】
「乱行」とは乱暴なふるまいのことを言います。
他にもふしだらな行いという意味もあります。
「乱行に及ぶ」「乱行を繰り返し信用を失くす」などと使います。
「愚挙」【ぐきょ】
「愚挙」とは馬鹿げた企て、愚かなふるまいという意味があります。
「これがどんなに愚挙であるかを本人はいまだにわかっていない」「まったくもって愚挙とはこのことだ」などと使います。
「乱暴」【らんぼう】
「狼藉」という言葉を簡単な言葉に言い換えるならば「乱暴」という言葉になります。
「乱暴」とは荒々しくふるまう、暴力を振るったり、暴れることを言います。
「狼藉者」と同じ意味合いでは「乱暴者」という言葉もあります。
「乱暴を働くとは許せない」「人に乱暴をするのはいけないと習わなかったのか」「あの男は大人しそうに見えるが、とんでもない乱暴者だ」
いかがでしたでしょうか。
「狼藉」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。