「混雑」とは？意味や使い方！例文や解釈

「混雑」とは?

「混雑」とは多くの人や、物が秩序なく入り乱れていること、込み合いという意味で使います。

またごたごたすること、いざこざという意味もあります。

• 「混雑」の読み方

「混雑」の読み方

「混雑」と書いて「こんざつ」と読みます。

「混雑」の表現の使い方

「混雑」とは、多くの人、物が秩序なく入り乱れていることを言います。

車や人といったものが込み合っている時に使うことが多い言葉です。

例えば「混雑しているから危ない」「車が混雑して遅刻しそうになった」「駅は大混雑している」などとなります。

またごたごたする、いざこざという意味合いでは「何だか、混雑した家庭みたいだね」「まだ、親戚間で混雑したままである」という風に使います。

「混雑」を使った言葉と意味を解釈

「混雑」を使った言葉や言い回しをいくつか紹介していきます。

意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。

• 「混雑中」
• 「混雑予想カレンダー」
• 「窓口が混雑」

「混雑中」

「混雑中」とは多くの人が押しかけることによって、込み合っているという意味で使います。

「混雑中で待ち時間が相当に長くなる」「混雑中で電話がオペレーターに繋がらない」「混雑中につき、入場制限をかける」などと使います。

「混雑予想カレンダー」

「混雑予想カレンダー」とは、遊園地、病院、銀行といったように人が集まる場所において、人が多く来るであろう、込み合うだろうと予想したカレンダーのことを言います。

つまり、それをお客に知らせることで、なるべく「混雑」する日に来るのをお客自身が避けることができるのです。

「銀行に混雑予想カレンダーが置いてあるから参考にしている」「今月の混雑予想カレンダーはどうなっているか見てみよう」などと使います。

「窓口が混雑」

「窓口」とは外来者と直接応対して、用件の処理、金銭の受け渡しなどをする係、部署のことを言います。

人が大勢押しかけたり、「窓口」の数、人員が足りないことで込み合うことを「窓口が混雑」と言います。

「ただいま窓口が大変混雑してご迷惑をおかけしております」「窓口が混雑しているからATMの方へ行こう」「窓口が混雑して、入場するまでに相当待たされたよ」などと使います。

「混雑」を使った例文や短文など(意味を解釈)

それでは「混雑」を使った例文をいくつか紹介しましょう。

意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。

• 「混雑」を使った例文1
• 「混雑」を使った例文2

「混雑」を使った例文1

「混雑している時期は避けて行こう」

多くの人が増える季節のことなどを「混雑している時期」と言います。

例えば人が集まる場所では、夏休み、冬休みといった時期は「混雑している時期」と言えるでしょう。

「混雑」を使った例文2

「道路が混雑してバスが進まない、これなら歩いた方が早く着きそうだ」

車が渋滞している、人が多いなどで、秩序がない状態を「混雑」という言葉で言い表します。

「混雑」の反対語

「混雑」の反対語とはどのような言葉になるのでしょうか。

明確な反対語がない場合は意味合いから当てはまる言葉を探してみましょう。

• 「整理」【せいり】
• 「空いている」【すいている】

「整理」【せいり】

「整理」とは乱れている物を揃える、整えるということを言います。

また不必要な物を取り除くことでもあります。

「人員整理を始めた」「箱の中がごちゃごちゃしているので整理した」などと使います。

「空いている」【すいている】

「空いている」とは多数の人が集まる場所に、人の数が少ないことを言います。

「あれ、今日は駐車場が空いている」「雨だからか、日曜日なのにお店は空いている」などと使います。

「混雑」の類語や類義語・言い換え

言葉の意味が理解できましたところで、「混雑」の類語、似た言葉、言い換える言葉などもいくつか紹介します。

こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。

• 「ごった返す」【ごったがえす】
• 「立て込む」【たてこむ】
• 「ひしめく」【ひしめく】
• 「ラッシュアワー」【らっしゅあわー】
• 「繁華」【はんか】

「ごった返す」【ごったがえす】

「ごった返す」とは大変に「混雑」することを言います。

「車や人でごった返している」「フリマ会場は、朝から人でごった返すから気をつけてね」などと使います。

「立て込む」【たてこむ】

「立て込む」とは一か所に多くの人が集まり込み合うことを言います。

「あれ、今日はえらく立て込んでいるね」「事務作業が立て込むので月末は忙しいのです」などと使います。

「ひしめく」【ひしめく】

「ひしめく」とは一つの場所に多くの人、物が押し合うことを言います。

集まり騒ぐという意味でもあります。

「この辺りは、お洒落なカフェがひしめく地域だから楽しいよね」「参拝者がひしめく境内で迷子にならないように手を繋いだ」という風に使います。

「ラッシュアワー」【らっしゅあわー】

「ラッシュアワー」とは通勤、通学をする人で乗り物が込み合う時間帯のことを言います。

「あ、この時間はちょうど夕方のラッシュアワーだ」「ラッシュアワーを避けて出かけよう」などと使います。

「繁華」【はんか】

「繁華」とは人が多く集まってにぎやかなことを言います。

「繁華街へ行ってはいけません」「繁華街に出かける」という風に使います。

「混雑」の英語と解釈

「混雑」という言葉は英語ではどのように言い表すのでしょうか。

英語では“congestion”(交通などの混雑)、“a jam”(ぎゅうぎゅう詰め)、“a rush”(人などが殺到して混雑)、“a crush”(押し合い)という単語を使います。

例文は“ease traffic congestion”(交通の混雑を緩和する)、“avoid morning and evening rush hours”(朝と夕方の混雑を避ける)などとなります。