「強引」とは?意味や使い方!例文や解釈
「強引」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「強引」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「強引」とは?
- 「強引」の表現の使い方
- 「強引」を使った言葉と意味を解釈
- 「強引」を使った例文や短文など(意味を解釈)
- 「強引」の反対語
- 「強引」の類語や類義語・言い換え
- 「強引」の英語と解釈
「強引」とは?
「強引」とは反対などを押し切って、無理やりに物事を行うことを言います。
- 「強引」の読み方
「強引」の読み方
「強引」と書いて「ごういん」と読みます。
「強引」の表現の使い方
「強引」とは反対などを押し切り、無理に行うこと、相手の意思も考えずに行うということになります。
強気で物事に当たるという風に使う場合もありますが、ほとんどの場合は悪い意味合いで使われることが多いでしょう。
「強引にドアをこじ開けた」「強引なやり方」「強引に決めてしまった」などと使います。
「強引」を使った言葉と意味を解釈
「強引」を使った言葉や言い回しをいくつか紹介していきます。
意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。
- 「強引なやり方」
- 「強引な人」
- 「強引に決めてしまう」
「強引なやり方」
「強引なやり方」などはビジネスシーンなどで使われる言い回しですが、物事をする方法が強気で、無理を通すといった意味合いになります。
「強引なやり方も随分として、ここまで会社を大きくしてきた」「そんな、強引なやり方で契約を取り付けるのはいただけないよ」などと使います。
「強引な人」
「強引な人」とは自分の思う通りに物事を行う人、相手の気持ちより自分の気持ちが優先な人に対して使う言葉です。
良く解釈すれば自分があって強気な人ですが悪く解釈すれば、自分中心で我儘という風にもとれるでしょう。
「強引な人にはついていけない」「これじゃ、強引な人が有利だ」という風に使います。
「強引に決めてしまう」
「強引に決めてしまう」とは、周囲からの反対、意見などを押し切って無理やりに自分の思った通りに物事を決定してしまうことを言います。
相談もしないといったこともあります。
「お父さんは一人で何でも強引に決めてしまう」「文句を言われる前に強引に決めてしまうことにした」などと使います。
「強引」を使った例文や短文など(意味を解釈)
それでは「強引」を使った例文をいくつか紹介しましょう。
意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。
- 「強引」を使った例文1
- 「強引」を使った例文2
「強引」を使った例文1
「強引な性格の人は断るとかえって燃えるから厄介だ」
「強引な性格」とは、反対など押し切る、自分の思った通りにするといったように自分中心で物事を考えて行動するといったように我儘、自分勝手といった面が見られる性格のことを言います。
また頑固、強気といったこともあるでしょう。
「強引」を使った例文2
「強引な方法ではあるが、こうするよりないだろう」
話し合いや何か物事をするに当たって、相手がどうしても折れてくれない、妥協点がないという場合には、先に行動に移してしまうという方法しか残されていないのです。
しかしそれは勝手、我儘と相手からは言われることでしょう。
そのようなことを「強引な方法」と言い表しているのです。
「強引」の反対語
「強引」の反対語とはどのような言葉になるのでしょうか。
明確な反対語がない場合は意味合いから当てはまる言葉を探してみましょう。
- 「弱腰」【よわごし】
- 「謙虚」【けんきょ】
「弱腰」【よわごし】
「弱腰」とは相手に対して、強い態度に出ることができず弱気であることを言います。
「何をそんなに弱腰になっているか」「弱腰になれば相手から付け込まれるだけだ」「弱腰の外交姿勢」などと使います。
「謙虚」【けんきょ】
「謙虚」とは控えめで、慎ましいことを言います。
また、自分の能力、立場などを見せびらかすこともなく、素直な態度であることです。
「あの人はいつも謙虚な態度だね」「人の話を謙虚に聞いている」などと使います。
「強引」の類語や類義語・言い換え
言葉の意味が理解できましたところで、「強引」の類語、似た言葉、言い換える言葉などもいくつか紹介します。
こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。
- 「押し強い」【おしづよい】
- 「強気」【つよき】
- 「高姿勢」【こうしせい】
- 「ごり押し」【ごりおし】
- 「アグレッシブ」【あぐれっしぶ】
「押し強い」【おしづよい】
「押し強い」とは自分の意志を通そうとする気持ちが強いことを言います。
悪く言えば、図々しいという意味でもあります。
「あの人は推しが強い」「押し強い性格で、それほど好かれていない」などと使います。
「強気」【つよき】
「強気」とは気性が強く、積極的で大胆である、またそのような性格のことを言います。
「彼女はいつも強気だ」「強気な発言をしたわりに行動しないままだ」「強気に出る」などと使います。
「高姿勢」【こうしせい】
「高姿勢」とは相手を威圧するような強い態度のことを言います。
「クレームに対して、高姿勢な対応をする」「彼はいつも高姿勢だが、おかげで人望はない」などと使います。
「ごり押し」【ごりおし】
「ごり押し」とは無理に自分の考えを押し通すことを言います。
「あいつのごり押しには参る」「社長のごり押しで決めてしまった」「ごり押しされても困ります」という風に使います。
「アグレッシブ」【あぐれっしぶ】
「アグレッシブ」とは相手を常に攻撃し続ける、勢いよく攻めかかる、物事を次々と行う、思い切りがよい、積極的といった複数の意味合いがあります。
「彼はいつもアグレッシブだね」「相変わらず、アグレッシブにやっているようだ」などと使います。
「強引」の英語と解釈
「強引」という言葉は英語ではどのように言い表すのでしょうか。
英語では“pushy”、“forcible”という単語を使います。
例文は“a pushy salesperson”(強引なセールスマン)となります。
いかがでしたでしょうか。
「強引」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。