「弱腰」とは?意味や言い換え!例文と解釈
皆さんは「弱腰」という言葉を聞いたことがあるかと思います。
この言葉は色々な場面で使われており、テレビや新聞、インターネットのニュ-スでも触れる機会が多いだけでなく、プイライベートな身近なシーンから、仕事をしている環境の中でも聞くことがあります。
そこで今回は、この「弱腰」について説明していくことにします。
目次
- 「弱腰」とは?
- 「弱腰」の対義語
- 「弱腰」の表現の使い方
- 「弱腰」を使った例文と意味を解釈
- 「弱腰」の類語や類義語・言い換え
「弱腰」とは?
「弱腰」は、「腰の左右の細い箇所」を指していますが、一般的には「弱気の態度」、「消極的な態度」という解釈で使われている言葉です。
- 「弱腰」の読み方
「弱腰」の読み方
「弱腰」は「よわごし」と読みますが、非常に簡単な読み方なので間違えるようなことはないでしょう。
「弱腰」の対義語
「弱腰」と反対の意味を持つ言葉(対義語)としては、「強腰」という言葉があります。
「つよごし」という読み方になり、「態度が強硬で相手に譲ることをしない姿勢」という意味になります。
「弱腰」の表現の使い方
「弱腰」は「弱い態度や姿勢」という意味になりますので、交渉事などで気弱な態度で臨むような場合に使われることになります。
ここで1つ具体的な言葉を紹介しておきます。
- 「弱腰外交」とは?
「弱腰外交」とは?
「弱腰外交」という表現がありますが、これは「相手に対して強い姿勢を取ることなく、できるだけ穏便に物事を進めて済ませようとする外交方針や外交姿勢」のことを言っています。
特に政治の世界で外国と交渉をする時に不利益な状態にあっても、それを認めた政権を批判する時に「弱腰外交」と新聞記事やニュースで評されることがあります。
「弱腰」を使った例文と意味を解釈
では、ここで「弱腰」を使った例文を見ながら、具体的な活用シーンをイメージしていくことにしましょう。
- 「弱腰」を使った例文1
- 「弱腰」を使った例文2
「弱腰」を使った例文1
「あいつはいつも口で強がっていますが、いざとなると弱腰で喧嘩することができない意気地なしなんだ」
あなたの周りにも、このような人がいるではないかと思います。
いつもは偉そうなことを言っている人でも、喧嘩になりそうば場面になると、急に怖気づいて何もできない人です。
口達者だけであって、いざという時は何もすることができないのです。
「弱腰」を使った例文2
「練習の時はいい結果を出していたのですは、試合本番となると、頭がパニックなってしまい、弱腰のままで終わってしまった」
本番に弱いタイプの人はこの例文のようなことがよくありますが、時にスポーツの試合などで、いざ本格的な戦いとなると、元々の実力が発揮できずに、惨憺たる結果になることが少なくありません。
練習ではいい結果を出せていただけにとても残念なことです。
このような人は、イメージトレ-ニングで本来の力を発揮できるような訓練をすることも必要でしょう。
「弱腰」の類語や類義語・言い換え
「弱腰」を他の言葉で言いかえるとするなら、どのような言葉があるのかを見ていくことにしましょう。
- 「気おくれする」【きおくれする】
- 「腰を引く」【こしをひく】
「気おくれする」【きおくれする】
「気おくれする」という言葉が「弱腰」の」類義語として挙げることができます。
「前進しようとする心意気が失われること」、「消極的になること」という意味があり、このような気持ちになってしまうと、本来の力を出すことができなくなってしまいます。
「腰を引く」【こしをひく】
「腰を引ける」とも表現されている「腰を引く」も「弱腰」と同じ意味を持つ言葉です。
何方の言葉にも「腰」という言葉が含まれていますが、「腰を入れる」という言葉では、「強い気持ちが込められている」ニュアンスがあります。
そのために、「腰を引く」となると、「気が引ける」ことから「弱気になる」と解釈することができます。
「弱腰」という言葉の意味や使い方を見てきましたが、このような「弱腰」は日々の活動においても、心構えのあり方を考えさせられる姿勢の1つかもしれません。
いつも「強気」だけで臨むことは危険なことですが、変に「弱腰」になる必要もありません。