「陰湿」とは?意味や使い方!例文や解釈
「陰湿」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「陰湿」という言葉を使った例文や、「陰湿」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「陰湿」とは?
- 「陰湿」の英語と解釈
- 「陰湿」の表現の使い方
- 「陰湿」を使った例文や短文など
- 「陰湿」の類語や類義語・言い換え
- 「陰湿」の反対語
「陰湿」とは?
「陰湿」という言葉を知っているでしょうか。
「陰湿な性格の人」の顔が浮かんだ人がいるかもしれません。
今回は「陰湿」という言葉の意味を紹介します。
- 「陰湿」の読み方
- 「陰湿」の意味1
- 「陰湿」の意味2
「陰湿」の読み方
「陰湿」は「いんしつ」と読みます。
特に難しい漢字は使われていないため、読み間違えることも少ないでしょう。
これを機会に、「陰湿」は「いんしつ」と読みましょう。
「陰湿」の意味1
「陰湿」という言葉の意味を紹介します。
「陰湿」には、「じめじめと湿っぽいこと」という意味があります。
「陰湿な土地には苔が生える」という時は、日陰でじめじめと湿っぽい土地には、苔が生えやすいという意味があります。
「陰湿」の意味2
「陰湿」という言葉には、「じめじめして暗いこと」「陰気」という意味もあります。
「陰湿な性格の人」は、じめじめとした暗い性格の持ち主という意味になります。
このように、「陰湿」という言葉には、「陰気でじめじめして暗いこと」という意味があります。
「陰湿」の英語と解釈
次に「陰湿」を英語にすると、どのような言葉になるでしょうか。
「陰湿」は英語で、“dismal”になります。
“dismal”には「陰気」「うっとうしい」という意味があります。
また“dingy”という英語にも「薄暗い」「陰湿」という意味があります。
このように「陰湿」という言葉を英語にしたい時は、“dismal”や“dingy”ということばを使ってみましょう。
「陰湿」の表現の使い方
「陰湿」という言葉はどのような使い方をすればいいでしょうか。
「陰湿」には日陰でじめじめと湿っぽいこと、じめじめとして暗いことという意味があります。
後者の「じめじめとして暗いこと」という意味で、そのような人に対して使うことが多い言葉になります。
例えば見ているだけで、こちらの気持ちが下がってくるような、暗い表情をしている人を見た時などに、「陰湿」という言葉を使ってみましょう。
「陰湿」を使った例文や短文など
続いて「陰湿」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「陰湿」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「陰湿」を使った例文1
- 「陰湿」を使った例文2
「陰湿」を使った例文1
「森の中を歩いていたら『陰湿』な沼地に出た」
この例文は、森の中をハイキングしていたら、森を抜けて沼地に出たという文章になります。
沼地は日陰になっていて、じめじめと湿っぽいため、「陰湿な沼地」と表現できます。
沼地に入ると、苔深くなるなど、生えている草木の種類も変わります。
森の景色とは違う魅力があるかもしれません。
「陰湿」を使った例文2
「同じ職場に『陰湿』な女性がいて、少し話すだけで気がめいる」
この例文に登場する女性は、じめじめとした暗い性格なのかもしれません。
そのため、この女性と話をするだけで、暗い気持ちになってしまうと、同僚が感じています。
明るければいいというわけではありませんが、「陰湿」と思われるほど暗い性格は、できれば直したいものです。
「陰湿」の類語や類義語・言い換え
「陰湿」の類語や類似表現を紹介します。
「陰湿」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「陰鬱」【いんうつ】
- 「じめじめ」【じめじめ】
- 「陰気」【いんき】
- 「湿っぽい」【しめっぽい】
「陰鬱」【いんうつ】
「陰鬱」という言葉には、「晴々しないこと」という意味があります。
「陰鬱な顔」という言葉には、晴々しない顔という意味があります。
「陰鬱な朝」という時は、晴々しない曇りがちな天気の朝という意味になります。
「じめじめ」【じめじめ】
「じめじめ」には、「湿って陰気な様子」という意味があります。
「じめじめした壁」は湿気が強く、湿った壁という意味があります。
「じめじめした性格」という時は、湿っていると感じるような陰気な暗い性格という意味があります。
「陰気」【いんき】
「陰気」という言葉には、「暗い雰囲気」という意味があります。
例えば、会議中に話がこんがらがり、参加者の表情が湿りがちになる時、暗い雰囲気になるでしょう。
そのため、「陰気な様子の会議」などと表現できます。
「湿っぽい」【しめっぽい】
「湿っぽい」という言葉には、「陰気な様子」「からっとせず陰鬱だ」という意味があります。
「湿っぽい雰囲気」「湿っぽい二人」などという使い方をします。
「陰湿」の反対語
最後に「陰湿」の反対語を紹介します。
「陰湿」と反対の意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「明るい」【あかるい】
- 「陽気」【ようき】
- 「晴々」【はればれ】
- 「明朗」【めいろう】
「明るい」【あかるい】
「明るい」には、「雰囲気が晴れやかだ」という意味があります。
「明るい部屋」には雰囲気が晴れやかな部屋という意味があります。
「陽気」【ようき】
「陽気」という言葉には、「明るい雰囲気」という意味があります。
「陽気な性格」は「明るい雰囲気の性格」という意味があります。
「陽気なカップル」は明るい雰囲気のカップルという意味になります。
「晴々」【はればれ】
「晴々」という言葉には、「さっぱりと明るい様子」という意味があります。
「晴々した空」という時は、さっぱりと明るい様子の空という意味があります。
また、テストが終わった次の日は、気持ちがさっぱりとしていて、明るい様子になれるでしょう。
そのため「テストの翌日は、晴々した気持ちになる」などと表現できます。
「明朗」【めいろう】
「明朗」には、「明るくて朗らかな雰囲気」という意味があります。
「明朗な性格の男性」という言葉には、明るくて朗らかな性格の男性という意味があります。
「陰湿」という言葉について見てきました。
じめじめとした暗い様子の人を見た時、日陰でじめじめと湿っぽい場所に行った時などに、「陰湿」という言葉を使ってみましょう。