「活用」とは?意味や使い方!例文や解釈
「活用」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「活用」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「活用」とは?
- 「活用」の表現の使い方
- 「活用」を使った言葉と意味を解釈
- 「活用」を使った例文や短文など(意味を解釈)
- 「活用」の反対語
- 「活用」の類語や類義語・言い換え
- 「活用」の英語と解釈
「活用」とは?
「活用」とは物の性質、働きが十分にできるように使う、上手く使うという意味になります。
- 「活用」の読み方
「活用」の読み方
「活用」と書いて「かつよう」と読みます。
「活用」の表現の使い方
「活用」とは、物の性質、働きを十分に発揮できるように使うこと、上手く使うという意味で使います。
物を使いこなす、上手に動かすといった意味でも使います。
「不要になった物を、ここでは上手く活用している」「学んだ知識を活用しなくてどうする」「空家をギャラリースペースとして活用すればいい」などと使います。
「活用」を使った言葉と意味を解釈
「活用」を使った言葉や言い回しをいくつか紹介していきます。
意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。
- 「もっと活用する」
- 「知識を活用する」
- 「資料を活用する」
「もっと活用する」
「もっと活用する」とはもっと、十分に物の性質、働きが十分に発揮できるように使うことです。
持っているのに使いこなせていない、使っていないことにこのような言い方をします。
「英語の教材をもっと活用しなさい」「資料をもっと活用すればいいでしょう」「このシステムをもっと活用するべきだ」などと使います。
「知識を活用する」
「知識を活用する」とは自分が学んだこと、持っている知識を十分に発揮すること、上手く応用することを言います。
「知識を活用してこんなものを開発してみたんだけど」「彼をここに呼んで。
彼の知識を活用すれば、もっと楽に終わるはずだ」「学校で学んだ知識を仕事に活用する」などと使います。
「資料を活用する」
「資料を活用する」とは資料をもっと読んで上手く使う、自分の為に役立てるという意味で使います。
「わからないことがあるなら、この資料を活用するといいわ」「資料を活用すれば、簡単よ」「いい作品を作る為に彼の資料を活用することにしたよ」という風に使います。
「活用」を使った例文や短文など(意味を解釈)
それでは「活用」を使った例文をいくつか紹介しましょう。
意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。
- 「活用」を使った例文1
- 「活用」を使った例文2
「活用」を使った例文1
「使っていない空き瓶を花瓶として活用している」
「活用」とはせっかくあるものを、もっと十分に使う、存分に発揮するといった意味があります。
例文の場合は使っていない空き瓶を花瓶として使うことで空き瓶の性質、働きを十分に発揮できるようにしたという意味で「活用」と言い表しているのです。
「活用」を使った例文2
「いくら知識を学んでもそれを実際に活用しなければ意味ないでしょう」
学んだ知識をただ頭の中に入れているだけでは役に立てているとまでは言えません。
しかしその知識を使って何かの行動をする、作る、仕事にするなどと実際に使い、何かの役に立てることを「活用」と言います。
「活用」の反対語
「活用」の反対語とはどのような言葉になるのでしょうか。
明確な反対語がない場合は意味合いから当てはまる言葉を探してみましょう。
- 「死蔵」【しぞう】
- 「放置」【ほうち】
「死蔵」【しぞう】
「死蔵」とは「活用しない」で無駄にしまっておくことを言います。
「着物を死蔵している」「この部屋には死蔵品がどれだけあるんだ」「死蔵していないで活用すべきよ」などと使います。
「放置」【ほうち】
「放置」とはほうったままにする、置きっぱなしにするという意味です。
「せっかく作ったのに、放置されている」「放置自転車が多いので困っている」「放置しないで、使うか捨てるかしてくださいね」という風に使います。
「活用」の類語や類義語・言い換え
言葉の意味が理解できましたところで、「活用」の類語、似た言葉、言い換える言葉などもいくつか紹介します。
こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。
- 「利用」【りよう】
- 「応用」【おうよう】
- 「援用」【えんよう】
- 「運用」【うんよう】
- 「働かせる」【はたらかせる】
「利用」【りよう】
「利用」とは物の機能、利点を生かして使うこと、自分の利益になるように上手に使うこと、といった意味があります。
「私はいいように利用されただけだ」「この機会を利用して買い物もしてくる」「火力を利用する」「飛行機を利用して出張に行く」などと使います。
「応用」【おうよう】
「応用」とは理論、得ている知識を他のことにあてはめて使うこと、相手やその場の状況に応じて変化させて使うことを言います。
「応用力がある人がいいね」「応用がきく」「この原理を応用すれば、あのようなこともできるのだ」などと使います。
「援用」【えんよう】
「援用」とは自分の説を補強する為に、他の資料、事例などを使うことを言います。
「先生の説を援用させてもらうと・・・」「先輩の説を援用する」などと使います。
「運用」【うんよう】
「運用」とは物の機能を活かして使うことで「活用」と同じ意味となります。
また金銭などの利殖の為に、他の財産形態にすることでもあります。
「財産を上手く運用しないといけない」「法の運用を巡って、論争が起こる」などと使います。
「働かせる」【はたらかせる】
「働かせる」とは労働させる、機能を発揮させる、動かすといった意味があります。
「活用」と同じ意味合いは機能を発揮させるという意味合いになります。
「頭を働かせる」「ちょっと想像力を働かせればわかることだ」などと使います。
「活用」の英語と解釈
「活用」という言葉は英語ではどのように言い表すのでしょうか。
英語では“use”(利用)という単語で言い表します。
例文は“make good use of the opportunity”(機会を十分に活用する)、“make the best use of one's talents”(能力を最大限に活用する)となります。
いかがでしたでしょうか。
「活用」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。