「慰み者」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「慰み者」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「慰み者」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「慰み者」とは?
- 「慰み者」の表現の使い方
- 「慰み者」を使った例文と意味を解釈
- 「慰み者」の類語や類義語
「慰み者」とは?
「慰み者」とは、一時の慰みに弄ばれる者という意味で使います。
- 「慰み者」の読み方
「慰み者」の読み方
「慰み者」とは「なぐさみもの」と読みます。
「慰み者」の表現の使い方
「慰み者」の「慰み」とは、心を楽しませる、気晴らし、憂さ晴らし、嬲り者といった意味合いがあります。
「慰み者」の場合は嬲り者といった意味合いが強く、いい言葉ではないと言えるでしょう。
苦しめられたり、からかわれたりされる者が「慰み者」と言うのです。
「慰み者」を使った例文と意味を解釈
それでは「慰み者」を使った例文をいくつか紹介しましょう。
意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。
- 「慰み者」を使った例文1
「慰み者」を使った例文1
「周りからは慰み者という目で見られたけれど、私は彼のことを愛していたのです」
「慰み者」とは一時の慰みに弄ばれる者という意味でそこに愛情などは通常はないのです。
「慰み者」の類語や類義語
言葉の意味が理解できましたところで、「慰み者」の類語、似た言葉、言い換える言葉などもいくつか紹介します。
こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。
- 「手玉にとられる」【てだまにとられる】
- 「弄ばれる」【もてあそばれる】
- 「嬲り者」【なぶりもの】
「手玉にとられる」【てだまにとられる】
「手玉にとられる」とは人から思うままに動かされる、扱われるという意味で翻弄されるとも言います。
「あんな小娘に手玉にとられるとは、情けない男だね」「私は相手に手玉にとられるように見せかけて、実は計画を進めていた」などと使います。
「弄ばれる」【もてあそばれる】
「弄ばれる」とは人から「慰み者」にされる、思うままに操られる、といった意味で使います。
騙された時なども「弄ばれた」などと言います。
「あの男に都合よく、弄ばれるなんて許せない」「またしても、女性に弄ばれてしまった」「結婚をちらつかせて、結果的に弄ばれたなんて気の毒だわ」という風に使います。
「嬲り者」【なぶりもの】
「嬲り者」とは一時の欲求を解消する目的で、遊ばれる、弄ばれる者のことを言います。
「お前ら、俺を嬲り者にするつもりだな」「嬲り者になるつもりはない」「嬲り者になるぐらいなら、今ここで自害した方がましです」などと使います。
いかがでしたでしょうか。
「慰み者」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。