「弄ばれる」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
皆さんは「弄ばれる」という言葉を耳にしたことがあるかと思います。
この言葉は、人の人生を台無しにさせるような印象がありますが、そこには人の思惑などが働いているかもしれません。
そこで今回は、この「弄ばれる」という言葉について考えて行くことにします。

目次
- 「弄ばれる」とは?
- 「弄ばれる」の表現の使い方
- 「弄ばれる」を使った例文と意味を解釈
- 「弄ばれる」の類語や類義語
「弄ばれる」とは?

「弄ばれる」とは、色々な意味がありますが、「手で持って遊ばれる」、「いじくられる」、「慰み(なぐさみ)ものにされる」、「思うままに操られる」などのことを指しています。
- 「弄ばれる」の読み方
「弄ばれる」の読み方
「弄ばれる」の読み方は「もてあそばれる」となりますので、ここでしっかりと持っておくことがチェックしておきましょう。
「弄ばれる」の表現の使い方

「弄ばれる」は「慰みものにされる」という意味がありますが、悪い男に騙されて、辛い思いを強いられた女性を指して使われることがあります。
「弄ばれる」を使った例文と意味を解釈

では、ここで「弄ばれる」を使った例文を見ながら、具体的な活用シーンをイメージしてみることにしましょう。
- 「弄ばれる」を使った例文1
- 「弄ばれる」を使った例文2
「弄ばれる」を使った例文1
「他の男性どもがはめられたように、僕もまた、彼女に弄ばれしまったのかもしれません」
「弄ばれる」という言葉は、男性が女性を騙して慰みものにする時だけに使われるものではありません。
この例文のように、女性が男性を慰みものにする場合でも使われます。
この例文だと彼女はもしかすると、「悪女」タイプの人かもしれませんし、昔、男性に騙された過去があって、その仕返しに何人もの男性を傷つけている可能性もあります。
何れにしても、「弄ばれる」ことは人の恨みを生み出す悪い行いと言えるでしょう。
「弄ばれる」を使った例文2
「あの出来事で、自分の人生を弄ばれることになった」
「弄ばれる」は必ずも人が人を「弄ぶ」だけではありません。
この例文から見て取れるように、ある出来事で自分の人生が「弄ばれる」こともあります。
あることがきっかけで、人の人生が狂わされたということになりますが、そのようにならないように自己防衛する必要があります。
「弄ばれる」の類語や類義語

「弄ばれる」を他の言葉で言い換えるとするなら、どのような言葉があるかを見ていくことにします。
- 「かき回される」【かきまわされる】
- 「振り回される」【ふりまわされる】
「かき回される」【かきまわされる】
「かき回される」という言葉が「弄ばれる」の類義語の1つになりますが、「横暴などによって落ち着いていたものが、乱されること」という意味で使われています。
これもまた人の人生をめちゃくちゃにする可能性があります。
「振り回される」【ふりまわされる】
「振り回される」という言い方も類義語になりますが、言葉の原形の「振り回す」の意味では「手に持った物を大きく振り動かす」ということを指していますが、「振り回される」となると、「思うままに動かされる」という意味合いが強くなってきます。
「弄ばれる」という言葉は、人の人生を大きく狂わせてしまう場合に使われますが、人生は自分でコントロールできないことも少なくありません。
そのために、日頃の行動に対して、しっかりと意識しておくことが大切です。