「手ごわい」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「手ごわい」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「手ごわい」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「手ごわい」とは?
- 「手ごわい」の表現の使い方
- 「手ごわい」を使った例文と意味を解釈
- 「手ごわい」の類語や類義語
「手ごわい」とは?
「手ごわい」とは相手にすると、簡単には勝てないほど強い、相手を負かすことが難しいという意味で使います。
- 「手ごわい」の読み方
「手ごわい」の読み方
「手ごわい」とは「手強い」と書くこともありますが、読み方は「てごわい」と読みます。
「手ごわい」の表現の使い方
「手ごわい」とは、相手にすると簡単には勝てないほど強い相手に言う言葉です。
「彼はなかなか手ごわいよ」という言い方になります。
また負かすことが難しいという意味でも使います。
「手ごわい」を使った例文と意味を解釈
それでは「手ごわい」を使った例文をいくつか紹介しましょう。
意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。
- 「手ごわい」を使った例文1
- 「手ごわい」を使った例文2
「手ごわい」を使った例文1
「彼女は敵にすると手ごわいわよ、馬鹿にしない方がいい」
普段、優しげである、か弱そうであるといったことで相手を見下す人もありますが、敵にすると簡単には勝てないほど強い、なかなか強かであるということを「敵にすると手ごわい」と言います。
「手ごわい」を使った例文2
「手ごわい相手ではあるが、どこかに弱点があるはずだ」
簡単には勝てない相手、強い相手、負かすことが難しい相手のことを「手ごわい」と言います。
また「手ごわい相手」とは「厄介な相手」「面倒な相手」という意味合いでも使います。
「手ごわい」の類語や類義語
言葉の意味が理解できましたところで「手ごわい」の類語、似た言葉、言い換える言葉などもいくつか紹介します。
こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。
- 「侮れない」【あなどれない】
- 「一筋縄ではいかない」【ひとすじなわではいかない】
「侮れない」【あなどれない】
「侮れない」とは「侮る」の否定形です。
「侮る」とは相手を見下す、軽蔑する、見くびるといった意味になります。
その否定形ですから「侮れない」は相手を見下して軽くみるわけにはいかない、という意味で使う言葉です。
「安物だと侮れない、なかなかの高品質だよ」「彼のことは侮れない、油断するな」という風に使います。
「一筋縄ではいかない」【ひとすじなわではいかない】
「一筋縄ではいかない」の「一筋縄」とは一本の縄のことであり、普通の方法、尋常な手段という意味になります。
つまり「一筋縄ではいかない」とは普通の方法では駄目である、という意味になります。
「彼は相当な頑固者だから、一筋縄ではいかないよ」「私は一筋縄ではいかないタイプだから、心しておけ」などと使います。
いかがでしたでしょうか。
「手ごわい」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
「手ごわい」とは相手にすると簡単には勝てないほど強い、負かすのが難しいという意味になります。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。