「ただならぬ」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
普段生活していると予想だにしない出来事が起こることがあります。
そんな時様々な言葉が飛び交いますが、あまり使わない言葉に「ただならぬ」という言葉があります。
正しく「だたならぬ」という言葉を理解してる人は少なく、どのような言葉があるか紹介していきます。
目次
- 「ただならぬ」とは?
- 「ただならぬ」の表現の使い方
- 「ただならぬ」を使った例文と意味を解釈
- 「ただならぬ」の類語や類義語
「ただならぬ」とは?
「ただならぬ」という言葉は普通ではないことを表した意味とされています。
ここでの普通ではないという意味は日常的に起こりえないようなアクシデントや出来事・事象などを表します。
またその対象は人とのトラブルや問題などに限らず、自然上の出来事なども含みます。
また人の様子などに対しても適応するため、非常に幅広く活用されます。
「ただならぬ」の表現の使い方
「ただならぬ」という言葉の使い方として非日常的・予測だにしないことといった事態に出くわした際に用いられます。
しかし日常会話で用いられる事は少なく、多くは紙面上や公的な場での発言に用いられる事があります。
そして「ただならぬ」という対象を客観的に見た時に用いられます。
しかしあまりに使いすぎると何でも大げさに捉える・表現すると誤解されかねません。
また形式的な言葉遣いにもなるため、堅い人と捉えられたりと使い方にも注意が必要です。
「ただならぬ」を使った例文と意味を解釈
「ただならぬ」という言葉は会話の中で使うことは少ない分、正しい使い方を知らずに誤って用いる人も多いです。
実際にどのような使い方となるか、例を紹介していきます。
- 「ただならぬ」を使った例文1
- 「ただならぬ」を使った例文2
「ただならぬ」を使った例文1
「いつも笑顔な彼だが、今日見かけた時はただならぬ表情で走ってどこかへ行ったよ。何があったんだろうか」
ここでは彼とされる人物の普段との様子の違いについて用いられています。
普段は笑顔が多いとしていますが、「ただならぬ表情」と表現していることから明らかに普段と異なる表情をしており、走り去ったとしています。
また表情から何かあったのではと心配しています。
「ただならぬ」を使った例文2
「あそこのトンネルは幽霊が出るって噂なんだ。通ると寒気がしたり変な音が聞こえたりただならぬ気配を感じるよ」
この場合、トンネルの中で起こる出来事に対して用いられています。
トンネルは心霊スポットとして扱われておりその中では寒気や異音に加えて何かの気配を感じると語っています。
その気配は何かわからないが異様であることから「ただならぬ」と表現しています。
「ただならぬ」の類語や類義語
「ただならぬ」という言葉は日常会話で適応しても使うことは少なく、類語や言い換えた表現が用いられる場合が多いです。
実際にどのような言葉となるか、例を紹介していきます。
- 「とんでもない」【とんでもない】
- 「異様」【いよう】
「とんでもない」【とんでもない】
この言葉には否定の意味を持つ場合もありますが、時に計り知れないほどの出来事・驚くようなことといった意味も持ちます。
また普通ではないことを表す表現ともされるため、「とんでもない」の類語として扱われます。
「異様」【いよう】
「ただならぬ」という言葉は非日常的・想定外といった意味合いを持ちます。
そして「異様」という言葉には様子がおかしい・異常といった意味合いとされます。
どちらも「普通ではない」という解釈となり、類語未分類されます。
「ただならぬ」という言葉について、日常会話で使うことは少なくても適応する場面に遭遇することは十分にあり得ます。
しかし多用しすぎると誤解やトラブルにも繋がりかねないため、場面に応じて表現を変えて使い分けが大切となります。