「口火を切る」とは?意味や類語!例文と解釈
「口火を切る」とは、「一番最初に物事を行ってきっかけを作ること」を意味する言葉です。
「口火を切る」の「意味・読み方・語源・使い方・例文と解釈・類語(シソーラス)や言い換え」について、詳しく説明していきます。
目次
- 「口火を切る」とは?
- 「口火を切る」の語源
- 「口火を切る」の表現の使い方
- 「口火を切る」を使った例文と意味を解釈
- 「口火を切る」の類語や類義語
「口火を切る」とは?
「口火を切る」という表現は、「一番最初に物事を行ってきっかけを作ること」を意味しています。
「口火を切る」というのは、「他の人・集団よりも先がけて物事を行ってきっかけを作ること」を意味している表現です。
また「口火を切る」には、「最初に話を始める」という意味もあります。
- 「口火を切る」の読み方
「口火を切る」の読み方
「口火を切る」の読み方は、「くちびをきる」になります。
「口火を切る」の語源
「口火を切る」の「口火(くちび)」の語源は、「火縄銃の火蓋に用いる火」や「爆薬を爆発させるための火種」にあります。
「口火を切る」という言葉の語源は、「その火蓋・火種の火を点火すること」にあり、「小さな炎の力が大きな力を引き出すきっかけになること」を意味しています。
「口火」の表現そのものにも、「物事の原因・きっかけ」という意味があります。
「口火を切る」の表現の使い方
「口火を切る」の表現の使い方は、「最初にある物事を行う場合」や「何かを初めに話し始める時」に使うという使い方になります。
例えば、「今回の戦闘の口火を切ったのは自軍の勢力でした」といった文章において、この表現を使用することができます。
「口火を切る」を使った例文と意味を解釈
「口火を切る」を使った例文を紹介して、その意味を解釈していきます。
- 「口火を切る」を使った例文1
- 「口火を切る」を使った例文2
「口火を切る」を使った例文1
「売上が落ちている中、今後のビジネスモデルをどうするかという議論で、口火を切ったのは企画開発を手がけている彼女でした」
この「口火を切る」を使った例文は、「売上が落ちている中、今後のビジネスモデルをどうするかという議論で、最初に話し始めたのは企画開発を手がけている彼女だった」ということを意味しています。
「口火を切る」を使った例文2
「サッカーの日本代表が一方的に攻められていましたが、後半にFWが鋭く切り込んで反撃の口火を切りました」
この「口火を切る」を使った例文は、「サッカーの日本代表が一方的に攻められていたが、後半にFWが鋭く切り込む形で、最初に反撃するきっかけを作った」ということを意味しています。
「口火を切る」の類語や類義語
「口火を切る」の類語・類義語について、分かりやすく解説していきます。
- 「火蓋を切る」【ひぶたをきる】
- 「先陣を切る」【せんじんをきる】
「火蓋を切る」【ひぶたをきる】
「火蓋を切る」という慣用句の表現は、「競争・試合・戦いなどが始まること、始めること」を意味しています。
「火蓋を切る」という表現には、「何らかの行動を開始する」という意味合いもあります。
それらの意味から、最初に物事を始めることを意味する「口火を切る」と良く似た意味を持つ類義語(シソーラス)として、「火蓋を切る」という表現を上げることができます。
「先陣を切る」【せんじんをきる】
「先陣を切る」という慣用句の表現は、「一番最初に物事を実行すること」や「集団の先頭に立って突っ込んでいくさま」を意味しています。
その意味合いから、最初に物事を行ったり話したりすることを示す「口火を切る」とほとんど同じ意味を持つ類語として、「先陣を切る」という表現を指摘できます。
「口火を切る」という言葉について解説しましたが、「口火を切る」には「一番最初に物事を行ってきっかけを作ること」や「最初にある話題について話し始めること」などの意味があります。
「口火を切る」の類語(シソーラス)・言い換えとしては、「火蓋を切る」「先陣を切る」などがあります。
「口火を切る」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。