「発揮」の意味とは！類語や例文など詳しく解釈

「発揮」とは?

「発揮」というのは持っている力などを外に表し、働かせる、という意味になります。

例えば「実力を発揮する」「優れた指導力を発揮する」などという表現がありますね。

今まで受験勉強をしてきたのであれば、受験会場でそれまで学んだことを「発揮する」ということもあるでしょう。

持っている力を表して働かせる時、「発揮」という表現が使えます。

オリンピックの後などでは「今までの力を発揮できてよかったです」などと答える選手もいますよね。

• 「発揮」の読み方

「発揮」の読み方

「発揮」は「はっき」と読みます。

学校などでもよく使われますし、子供たちには「力を発揮するように」と教えることもありますので、社会人としてよく知っておきたい表現だといえます。

「発揮」の表現の使い方

今まで練習してきたことを表に出す、今まで学んできたことを使う、などという時に「発揮」という表現が使えます。

例えば、受験に向けて今まで一生懸命勉強してきたのであれば、受験の日は今まで学んだことを全て「発揮」したいですよね。

そして自分の力を出せるように、体調管理もしっかりしていかなければいけません。

また、指導力や統率力のある人はそのような力を「発揮」し、会社などで役立てることが可能です。

「発揮」を使った例文と意味を解釈

ここでは例文を紹介していきます。

• 「発揮」を使った例文1
• 「発揮」を使った例文2

「発揮」を使った例文1

「彼女は素晴らしい統率力を発揮し、オフィスをまとめました」

統率力はある日いきなり身に付くものではありません。

小さな時から統率を意識し、他の人をまとめた経験があるからこそ仕事においても統率力が「発揮」できます。

小さい頃から部長をやっていた、委員長をやっていた、などという経過があると、周りからも信頼されるのではないでしょうか。

メンバーの長所などを見抜き、しっかりとまとめられる人物こそ、トップに立つ必要があるといえます。

「発揮」を使った例文2

「体調が悪く、受験の日に力を発揮できませんでした」

受験生にとっては体調管理も大切な仕事の1つです。

その一方で、受験のシーズンはインフルエンザなどが流行るシーズンでもありますから、体調を崩してしまって受験に支障が出た、などという残念な経験を持つ人もいるかもしれませんね。

体調が悪ければ頭も十分に働きませんから、しっかりとした受験結果が出せなかった、満足できる結果が得られなかった、という人もいるのではないでしょうか。

「発揮」の類語や類義語

ここでは類義語を紹介していきます。

• 「出し切る」【だしきる】
• 「現れる」【あらわれる】

「出し切る」【だしきる】

「出し切る」というのはあるものを全て出す、という意味になります。

物事を遂行するための力を使い切ることも「出し切る」と表現できます。

「現れる」【あらわれる】

「現れる」というのは今までなかったものや隠れていたものがはっきり見えるようになる、という意味です。

様子が表に出る、出てくる、という時にも使われる表現です。