「狼狽売り」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「狼狽売り」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「狼狽売り」という言葉を使った例文などを紹介していきます。
目次
- 「狼狽売り」とは?
- 「狼狽売り」を使った例文や短文など
「狼狽売り」とは?
「狼狽売り」という言葉を知っているでしょうか。
株式投資をしている人は、「パニックになり狼狽売りした」という経験があるかもしれません。
一方で、「狼狽売り」という言葉を、今回初めて知った人もいるでしょう。
そこで「狼狽売り」という言葉の意味を紹介します。
- 「狼狽売り」の読み方
- 「狼狽売り」の意味
「狼狽売り」の読み方
「狼狽売り」は「ろうばいうり」と読みます。
「狼狽」は「ろうばい」、「売り」は「うり」と読みます。
特に難しい漢字は使われていないため、読み間違えることも少ないでしょう。
「狼狽売り」の意味
「狼狽売り」という言葉の意味を紹介します。
「狼狽売り」は証券用語で、株式市場で売買をしている時などに使う言葉です。
「狼狽売り」には、「株価が急激に下がった時、パニックになり、慌てて持ち株を売却すること」という意味があります。
例えば、Aという銘柄が、突然10%値を下げた時、さらに値を下げて紙屑のようになることを恐れるかもしれません。
このような時、ろくにAが、値を下げた理由を調べずに、売却してしまうことがあります。
このような特に根拠がなくパニック売りする様子を「狼狽売り」と言います。
「狼狽売り」を使った例文や短文など
「狼狽売り」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「狼狽売り」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「狼狽売り」を使った例文1
- 「狼狽売り」を使った例文2
「狼狽売り」を使った例文1
「株価が一斉に値を下げると、『狼狽売り』により、さらに値を下げる」
この例文のようにかなりの数の銘柄が暴落すると、その様子をみた投資家の心理が冷えてしまいます。
自分が保持している銘柄に問題がなくても、「とりあえず、安全を考えてポジションを手放そう」と思い、さらなる売りが入るため、暴落が加速することがあります。
市場全体が大きく値を下げる時は、このような連鎖反応が起きていることがあります。
「狼狽売り」を使った例文2
「これは『狼狽売り』のため、すぐに値を戻すだろう」
この例文のように、ある銘柄が暴落した時、慌てずに「狼狽売り」による暴落だと見極められれば、暴落した銘柄を買い、値を戻した瞬間に利益を出せます。
株式投資をする時は、なぜ値を下げているのか、その後、どのような値動きをするのかを常に考えていると、「狼狽売り」がチャンスになります。
「狼狽売り」という言葉について見てきました。
株式投資などをしている時に、動揺したりパニックになるなどして、たくさんの売りが出た時に、「狼狽売り」という言葉を使ってみましょう。