「固陋」の意味とは！類語や例文など詳しく解釈

「固陋」とは?

「固陋」という言葉を知っているでしょうか。

「彼は固陋な性格を持っている」などと、思ったことがあるかもしれません。

一方で、「固陋」という言葉を、今回初めて知った人もいるでしょう。

そこで「固陋」という言葉の意味を紹介します。

• 「固陋」の読み方
• 「固陋」の意味

「固陋」の読み方

「固陋」は「ころう」と読みます。

読み方が難しいため、初見で正しく読むのは難しいかもしれません。

これを機会に、「固陋」は「ころう」と読みましょう。

「固陋」の意味

「固陋」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「固陋」には、「頑固で考え方が古く、新しい物事を受け入れないこと」という意味があります。

例えば昔から伝わっている方法以外は試そうとしない、古参社員などは「固陋な人」と呼べるかもしれません。

このように「固陋」という言葉には、「頑固で考え方が古く、新しい物事を受け入れないこと」という意味があります。

「固陋」を使った例文や短文など

次に「固陋」という言葉を使った例文や短文を紹介します。

「固陋」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。

• 「固陋」を使った例文1
• 「固陋」を使った例文2

「固陋」を使った例文1

「年を取ると、『固陋』になってきて困る」

年齢を重ねると、考え方に柔軟さがなくなり、昔ながらの方法しか選べなくなることがあります。

このような自覚がある中年以降の人は、自分に対して「固陋になってきた」と感じているでしょう。

「固陋」を使った例文2

「良い企画だが、『固陋』な上司のOKを取るのが難しい」

ビジネスシーンでは、「固陋」な存在は、新しい企画を始める妨げになるかもしれません。

この例文のように決定権を握る上司が、融通が利かず、新しい物事を好まない時は苦労するかもしれません。

「固陋」の類語や類義語・言い換え

「固陋」の類語や類似表現を紹介します。

「固陋」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。

• 「頑固」【がんこ】
• 「拘泥」【こうでい】

「頑固」【がんこ】

「頑固」には「かたくなで片意地を張る事」という意味があります。

「頑固親父」は、言ったら聞かないお父さん、または言動を曲げようとしない中年男性という意味があります。

「拘泥」【こうでい】

「拘泥」には「物事にとらわれてこだわる」という意味があります。

「一度ダメになった仕事に拘泥する」などという使い方をします。