「一部始終」とは?意味や類語!例文と解釈
「一部始終」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「一部始終」という言葉を使った例文や、「一部始終」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「一部始終」とは?
- 「一部始終」の英語と解釈
- 「一部始終」の表現の使い方
- 「一部始終」を使った例文や短文など
- 「一部始終」の類語や類義語・言い換え
「一部始終」とは?
「一部始終」という言葉を知っているでしょうか。
「一部始終、目撃した」などという言い回しを知っているかもしれません。
今回は「一部始終」という言葉の意味を紹介します。
- 「一部始終」の読み方
- 「一部始終」の意味
「一部始終」の読み方
「一部始終」は「いちぶしじゅう」と読みます。
特に難しい言葉は使われていないため、読み間違えることも少ないでしょう。
これを機会に、「一部始終」は「いちぶしじゅう」と読みましょう。
「一部始終」の意味
「一部始終」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「一部始終」には、「最初から終わりまで」という意味があります。
「一部始終目撃した」という時は、ことの成り行きを始めから終わりまで見たという意味があります。
例えば犯行現場に偶然居合わせた人は、事件の成り行きを、始まりから最後まで目撃するかもしれません。
このように、「一部始終」という言葉には、「最初から終わりまで」という意味があります。
「一部始終」の英語と解釈
「一部始終」を英語にすると、どのような言葉になるでしょうか。
「一部始終」は英語で、“all the details”になります。
“all the details”には「すべての詳細」「一部始終」という意味があります。
また“everything”という英語でも、「すべて」「一部始終」という意味があります。
このように、「一部始終」という言葉は、英語にすると、“all the details”、“everything”になります。
「一部始終」の表現の使い方
「一部始終」はどのような使い方をすればいいでしょうか。
「一部始終」には、成り行きの始まりから終わりまでという意味があるため、物語や事件、仕事や出来事の、始まりから終わりに関して話す時に使ってみましょう。
例えば、昨日見た映画のストーリーを始めから終わりまで話す時、「映画のストーリーを、一部始終話す」などと言います。
このように、何かについて始めから終わりまで話す時などに、「一部始終」という言葉を使ってみましょう。
「一部始終」を使った例文や短文など
続いて「一部始終」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「一部始終」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「一部始終」を使った例文1
- 「一部始終」を使った例文2
「一部始終」を使った例文1
「仕事の方法について、『一部始終』説明する」
この例文には、仕事の全工程について、詳しいことを全て説明するという意味があります。
仕事を始める前に、詳細を詳しく話すタイプの人は、「一部始終」を説明するかもしれません。
「一部始終」を使った例文2
「目撃者が、犯行現場を『一部始終』見ていた」
この例文のように、完全犯罪を狙った犯人の野望が砕かれる時、犯行現場に思わぬ目撃者がいることがあります。
犯行の成り行きを始めから終わりまで見られていたら、誰が犯人か明白でしょう。
「一部始終」の類語や類義語・言い換え
「一部始終」の類語や類似表現を紹介します。
「一部始終」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「経緯」【けいい】
- 「顛末」【てんまつ】
「経緯」【けいい】
「経緯」という言葉には、「物事の経過や込み入った事情」という意味があります。
「事件の経緯を話す」という時は、事件の経過について、事件がどのように起こったか、様々な事情について話すという意味があります。
「顛末」【てんまつ】
「顛末」には、「一部始終」という意味があります。
「物語の顛末」という場合は、「物語の最初から最後まで」という意味になります。
「一部始終」という言葉について見てきました。
事の最初から終わりまでを話す時、「一部始終」という言葉を使ってみましょう。