「経緯」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「経緯」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「経緯」という言葉を使った例文や、「経緯」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「経緯」とは?意味
- 「経緯」の表現の使い方
- 「経緯」を使った例文や短文など
- 「経緯」の類語や類義語・言い換え
「経緯」とは?意味
「経緯」には、「物事の込み入った事情」という意味があります。
また「事件の経過」という意味もあります。
- 「経緯」の読み方
「経緯」の読み方
「経緯」の読み方は、「けいい」になります。
また「経緯」は「いきさつ」と読むこともあります。
「きょうい」などと読み間違えないようにしましょう。
「経緯」の表現の使い方
次に「経緯」の表現の使い方を紹介します
「経緯」には「物事の複雑な事情」、「事件の過程」という意味があります。
そのため、物事や仕事、事件の経過などを説明したい時に、「経緯」という言葉を使いましょう。
「仕事の経緯は」「二人が出会う経緯は」などという使い方をしましょう。
「経緯」を使った例文や短文など
「経緯」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「経緯」を使った例文1
- 「経緯」を使った例文2
「経緯」を使った例文1
「なぜ事件が起こったのか、刑事が犯人に『経緯』を尋ねる」
この例文は、取り調べの席で、刑事が犯人に、事件が起こるまでの込み入った事情や、事件の経過について聞いている場面になります。
どのように、事件が起こったのか、いちばん知っているのは犯人のためです。
このように、事件の経過を話す時などに、「経緯」という言葉を使ってみましょう。
「経緯」を使った例文2
「仕事でミスをした社員が、ミスの『経緯』について話す」
この例文は、ビジネスシーンでミスをしてしまった社員が、なぜミスが起こったのか、込み入った事情を上司などに話す場面になります。
二度と同じようなミスが起こらないよう、本人も上司も、ミスが起こった「経緯」を知っておく必要があるためです。
このように、物事の込み入った事情を言葉にする時、「経緯」という言葉を使います。
「経緯」の類語や類義語・言い換え
「経緯」の類語や類似を紹介します。
- 「由来」【ゆらい】
- 「事情」【じじょう】
「由来」【ゆらい】
「由来」には、「物事がそれを原点とするところ」という意味や、「物事がこれまでたどってきた経緯」という意味があります。
「言葉の由来」には「ある言葉の起源とするところ」という意味があります。
また「地名の由来」などという使い方をします。
「事情」【じじょう】
「事情」には、「物事がある状態にまでにたどり着く理由や状態」という意味があります。
「事情を知る」という言葉には、物事がその状態に至った理由などを知るという意味があります。
「事情が許す限り、努力する」「事情通」「交通事情」などという使い方をします。
「経緯」という言葉について見てきました。
物事の込み入った事情を話す時、また事件の経過を尋ねる時などに、「経緯」という言葉を使ってみましょう。