「経緯を話す」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「経緯を話す」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「経緯を話す」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「経緯を話す」の意味
- 「経緯を話す」の表現の使い方
- 「経緯を話す」を使った例文と意味を解釈
- 「経緯を話す」の類語や類義語
「経緯を話す」の意味
「経緯を話す」とは、物事がどうしてそうなったのかを、複雑な事情をきちんと話すことを言います。
- 「経緯を話す」の読み方
「経緯を話す」の読み方
「経緯を話す」の読み方は、「けいいをはなす」になります。
「経緯を話す」の表現の使い方
「経緯を話す」を使った表現を紹介します。
「経緯を話す」の「経緯」とは複数の意味合いがある言葉で、織物の経(たて)糸、緯(よこ)糸や、南北、東西の方向、緯度と経度といったものがあります。
そしてそこから、別のもう一つの意味があり、物事の入り組んだ事情、いきさつといった意味があります。
これが「経緯を話す」の意味となるのです。
事情が複雑であったり、どうしてそうなったか説明することを言います。
「容疑者は、今は大人しく経緯を話しているようです」「さあ、わかりやすく経緯を話してください」「これまでの経緯を話すと、彼女はとても驚いていた」などと使います。
「経緯を話す」を使った例文と意味を解釈
「経緯を話す」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「経緯を話す」を使った例文1
- 「経緯を話す」を使った例文2
「経緯を話す」を使った例文1
「これ以上隠しておけないと思ったのか、彼は経緯を話すことに決めたようだった」
物事がどうしてこうなったのか、事情やいきさつを話すことを「経緯を話す」と言います。
例文は伏せておいた事情を、これ以上は隠せないと思ったのか、正直に相手に言うといったことを言い表しているのです。
「経緯を話す」を使った例文2
「騒動に発展した経緯を話すことにしたが、僕もかなりの批判を受けることは覚悟している」
「経緯を話す」とは、入り組んだ事情を伝えるという意味ですから、あまり表面に出て欲しくない内容も含まれていることもあるでしょう。
例文は、事情が明らかになれば自分も責められるかもしれないとある意味覚悟を決めていることを言い表しているのです。
「経緯を話す」の類語や類義語
「経緯を話す」の類語や類義語を紹介します。
- 「一部始終を話す」【いちぶしじゅうをはなす】
- 「仔細を話す」【しさいをはなす】
「一部始終を話す」【いちぶしじゅうをはなす】
「一部始終を話す」とは、物事の始まりから、終わりまで話すという意味になります。
「どうしてこんなことになったのか、一部始終を話す必要が君にはある」「正直に一部始終を話すと、彼は泣き出した」などと使います。
「仔細を話す」【しさいをはなす】
「仔細を話す」とは、物事の詳しい事情、内容、理由を伝えることを言います。
「後で仔細を話すが、とりあえず明日のイベントは中止だ」「覚悟を決めたのか、彼女は仔細を話してくれた」などと使います。
いかがでしたでしょうか。
「経緯を話す」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。