「一進一退」の意味とは!類語や概要
「一進一退」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「一進一退」という言葉を使った例文や、「一進一退」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「一進一退」とは?
- 「一進一退」を使った例文や短文など
- 「一進一退」の類語や類義語・言い換え
「一進一退」とは?
「一進一退」という言葉を知っているでしょうか。
高校野球などで「一進一退の試合」を目にしたことがあるかもしれません。
今回は「一進一退」という言葉の意味を紹介します。
- 「一進一退」の読み方
- 「一進一退」の意味
「一進一退」の読み方
「一進一退」は「いっしんいったい」と読みます。
特に難しい言葉は使われていないため、読み間違えることも少ないでしょう。
これを機会に、「一進一退」は「いっしんいったい」と読みましょう。
「一進一退」の意味
「一進一退」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「一進一退」には、「物事が進んだり退いたりすること」、「良くなったり悪くなったりすること」という意味があります。
野球の試合が「一進一退」という場合は、どちらのチームも有利になったり不利になったりしている様子という意味があり、接戦を意味します。
このように、「一進一退」という言葉には、「物事が進んだり退いたりすること」、「良くなったり悪くなったりすること」という意味があります。
「一進一退」を使った例文や短文など
「一進一退」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「一進一退」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「一進一退」を使った例文1
- 「一進一退」を使った例文2
「一進一退」を使った例文1
「仕事の進捗具合が『一進一退』する」
この例文は、仕事を進めている間に、事態が良くなったり悪くなったりしている様子という意味があります。
ある時点では良く、次の時点では悪くような状況を、「一進一退」と言います。
「一進一退」を使った例文2
「ボクシングの世界タイトルマッチは『一進一退』の大接戦になる」
この例文は、ボクシングの世界タイトルマッチの様子を文章にしたものです。
1ラウンドは挑戦者が取り、2ラウンドはチャンピオンが取るような、シーソーゲームは「一進一退」の試合と言えます。
「一進一退」の類語や類義語・言い換え
「一進一退」の類語や類似表現を紹介します。
「一進一退」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「混戦」【こんせん】
- 「接戦」【せっせん】
「混戦」【こんせん】
「混戦」には、「敵や味方がなどが入り乱れて区別のつかない様子で戦う」または「どっちが勝つか勝敗が予想できないような戦い」という意味があります。
「サッカーワールドカップの決勝が混戦になる」「混戦模様を見せる」などという使い方をします。
「接戦」【せっせん】
「接戦」という言葉には、「力量が同程度のため、なかなか決着がつかない勝負の様子」という意味があります。
例えば野球の試合が延長戦になる時は、力が拮抗した「接戦」になります。
「一進一退」という言葉について見てきました。
進んだり退いたりしている様子を見た時、また事態が良くなったり悪くなったりしている姿を見た時に、「一進一退」という言葉を使ってみましょう。