「混戦」の意味とは！類語や例文など詳しく解釈

「混戦」の意味

「混戦」という表現は、「敵と味方がお互いにごちゃごちゃと入り乱れて戦うこと」や「敵と味方が相互に混じり合ってもみくちゃになって戦うこと」を意味しています。

「混戦」という言葉には、「お互いの実力・力量が同程度であるため、どちらが勝つのか(負けるのか)事前に予想がつかない戦いや勝負」という意味合いもあります。

• 「混戦」の読み方

「混戦」の読み方

「混戦」の読み方は、「こんせん」になります。

「混戦」の表現の使い方

「混戦」の表現の使い方を紹介します。

「混戦」の表現の使い方は、「敵と味方がごちゃごちゃに入り乱れて戦う場合」に使うという使い方になります。

例えば、「混戦の中で同じ部隊の仲間たちの姿を見失いました」といった文章で使うことができます。

また「混戦」という表現は、「両者の優劣(強弱)が定まらず、勝敗の行方が予想できない戦いや試合」を指示して使うという使い方もできます。

「混戦」を使った例文と意味を解釈

「混戦」を使った例文とその意味を解釈していきます。

• 「混戦」を使った例文1
• 「混戦」を使った例文2

「混戦」を使った例文1

「混戦で生き残るためには、いざという時に敵の囲みを脱出する方角を決めておき、追い詰められたら迷わず逃げることが大切です」

この「混戦」を使った例文は、「敵と味方がごちゃ混ぜになって入り乱れる戦いで生き残るためには」という意味合いで、「混戦」という表現を使用しています。

「混戦」を使った例文2

「試合時間が進むにつれて味方がリードしていた点数が縮まってきて、混戦模様になってきました」

この「混戦」を使った例文は、「混戦」という表現を、「味方がリードしていた点数が縮まってきて、どちらが勝ってもおかしくない状況になってきた」という意味を持つ文脈で使っています。

「混戦」の類語や類義語

「混戦」の類語や類義語を紹介します。

• 「乱戦」【らんせん】
• 「接戦」【せっせん】

「乱戦」【らんせん】

「乱戦」という表現は、「敵と味方がごちゃごちゃにお互い入り乱れて激しく戦うさま」を意味しています。

その意味から、「敵と味方がごちゃ混ぜになって戦うさま」を示す「混戦」とほとんど同じような意味を持つ類語(シソーラス)として、「乱戦」という表現を上げられます。

「接戦」【せっせん】

「接戦」という言葉は、「試合をしている両者の実力がほとんど同程度であり、なかなか勝負が決まらない戦い」のことを意味しています。

この意味合いから、「接戦」という表現を、「実力が拮抗していてどちらが勝つのかを事前に予想できない戦い・試合」を示す「混戦」の類義語として指摘することができるのです。