「接戦」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「接戦」という表現は「両者の実力に大きな差がなかったのでかなりの接戦になりました」などの文章で使われますが、「接戦」にはどのような意味があるのでしょうか?
「接戦」という表現の「意味・読み方・使い方・例文と解釈・類義語」について、詳しく解説していきます。
目次
- 「接戦」の意味
- 「接戦」の表現の使い方
- 「接戦」を使った例文と意味を解釈
- 「接戦」の類語や類義語
「接戦」の意味
「接戦」という表現は、「戦っている両者の実力がほぼ互角であるため、なかなか勝敗が決まらない戦い・勝負」のことを意味しています。
「接戦」というのは、「試合(勝負)をしている両者の実力・力量にほとんど差が見られない戦い」や「どちらが勝っても(負けても)おかしくない実力が近い者同士の戦い」を意味している表現なのです。
また「接戦」には、「敵と味方が接近して近い距離で戦うこと」の意味合いもあります。
- 「接戦」の読み方
「接戦」の読み方
「接戦」の読み方は、「せっせん」になります。
「接戦」の表現の使い方
「接戦」の表現の使い方を紹介します。
「接戦」の表現の使い方は、「勝負をしている両者の実力のレベルが近くて、なかなか決着(勝敗)がつかない戦い」を指示して使うという使い方になります。
例えば、「強豪校同士がぶつかり合ったその決勝戦は、長時間の接戦になりました」といった文章で使うことができます。
また「接戦を得意とする部隊です」のように、「接戦」の表現は「近い距離で敵と戦う時」にも使うことができます。
「接戦」を使った例文と意味を解釈
「接戦」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「接戦」を使った例文1
- 「接戦」を使った例文2
「接戦」を使った例文1
「この熾烈な接戦を制した勝者が、トーナメント戦でベスト8へと駒を進めることができます」
この「接戦」を使った例文は、「この熾烈な実力が同じ程度の者同士のなかなか決着のつかない戦い(どちらが勝ってもおかしくない戦い)を制した勝者が」という意味合いで、「接戦」という表現を使っています。
「接戦」を使った例文2
「どうしようもない状況で敵と接戦をする時には、距離のある戦闘とは異なるテクニックを使ったほうが勝率は高くなるでしょう」
この「接戦」を使った例文は、「接戦」という表現を、「どうしようもない状況で敵と近い距離で戦う時には」という意味を持つ文脈で使用しています。
「接戦」の類語や類義語
「接戦」の類語や類義語を紹介します。
- 「シーソーゲーム」【しーそーげーむ】
- 「混戦」【こんせん】
「シーソーゲーム」【しーそーげーむ】
「シーソーゲーム」という表現は、「両者の実力がほぼ同じくらいであり、どちらが勝っても負けてもおかしくないシーソーのような接戦」のことを意味しています。
その意味合いから、「シーソーゲーム」という表現を、「ほぼ互角の者同士が勝負するなかなか決着のつかない戦い」を示す「接戦」の類義語として解釈できます。
「混戦」【こんせん】
「混戦」という言葉は、「どちらが勝ってもおかしくないような状況の戦い」や「勝敗の行方を前もって予想できない接戦」を意味しています。
これらの意味から、「実力が同程度の相手との勝敗が予想しづらい戦い」を示す「接戦」の類語として、「混戦」を上げることができます。
この記事で説明した「接戦」の表現には、「実力が同程度の相手とのどっちが勝ってもおかしくない戦い」などの意味があります。
「接戦」の類語・類義語として、「シーソーゲーム」「混戦」などがあります。
「接戦」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。