「クレッシェンド」とは?意味や専用の記号・対義語を解説!
「クレッシェンド」は、音楽用語の1つです。
楽譜上には、この意味のある記号で表記されます。
目次
- 「クレッシェンド」とは?
- 「クレッシェンド」の概要
- 「クレッシェンド」の対義語
「クレッシェンド」とは?
「クレッシェンド」とは、「だんだん強く」という意味で使う言葉で、音楽で先のように専用の記号を使って楽譜上に使われます。
楽譜の五線の上部にその記号が記述され、それが書かれている部分から「だんだん強く演奏するように」という指示になります。
「クレッシェンド」の概要
「クレッシェンド」として使われる記号は「<」で、これを横に間延びさせた範囲に掛けて、序々に強く演奏して欲しいという作曲者の意図から用いられます。
間違えてはいけないのは、「強く」演奏するという指示になり、決して「速く」する訳ではないということです。
つまり、テンポはそれまでと変える必要はなく、演奏の強弱についてのみを表しています。
「クレッシェンド」の対義語
「クレッシェンド」と逆の意味で使われるのは、「デクレッシェンド」です。
記号では「>」となり、クレッシェンドと同様に、必要な範囲に掛けて横に間延びさせて使います。
クレッシェンドの「<」は、見た目から大きくしていくことだと分かり、このデクレッシェンドの「>」は、逆に小さくしていくとイメージできる為、これらは記号だけで指示として分かりやすいのが特徴です。
「クレッシェンド」は「クレシェンド」、「デクレッシェンド」は「デクレシェンド」との発音されますが、その場合も意味は一緒です。