「鎖場」とは?!読み方や解説
「鎖場」は、登山用語の1つで、初心者には危険な場所だと言えるでしょう。
目次
- 「鎖場」とは?
- 「鎖場」の概要
「鎖場」とは?
「鎖場」とは登山道で、鎖に捕まりながら移動する道のことです。
足元が狭く、すぐそこが崖になっているような場所のことが多く、その鎖を使わない移動は危険なので、このような場所では必ず用意されている鎖に捕まってください。
- 「鎖場」の読み方
「鎖場」の読み方
「鎖場」は、「くさりば」と読む言葉です。
共に訓読みで読むだけなので、特に難しい読み方はしませんが、共に音読みにした「さじょう」という間違いがまま聞かれるので注意してください。
この読み方では、「砂上」(砂の上)という意味になってしまいます。
「鎖場」の概要
「鎖場」には種類があり、山べりを移動する際に道に沿ってちょうど手で握れる位置に鎖が張ってあるような場合や、登る為の鎖が垂れ下がっている斜面などです。
金属製の鎖ではなく、ロープの場合もありますが、その場合も無理に「ロープ場」などとは呼ばず、「鎖場」で構いません。
また、岩場だらけの山の場合、途中からほとんどがこの鎖場という場合もあり、それに捕まりながらでも険しい登山になることがあります。
登山の愛好家の中には、この険しい鎖場を好み(その攻略が楽しい為)、そういった道のある山ばかりに登っている人も少なくありません。
危険な道だからこそ「鎖場」となっている訳なので、好んで登る場合にも、くれぐれも安全には注意してください。