「ヤボール」とは?意味や概要を解説!
この「ヤボール」は、日本ではほとんど聞かない言葉かも知れません。
目次
- 「ヤボール」とは?
- 「ヤボール」の概要
「ヤボール」とは?
「ヤボール」とは、ドイツ語で肯定する意思を表す表現です。
具体的には「分かった」、「了解」と訳せますが、少し砕けたニュアンスな為、的確な日本語にするなら、「よっしゃ分かった!」、「はいよー!」といった感じの若者が好んで使う表現が適当です(ドイツ語としては、大人でもよく使っています)。
「ヤボール」の概要
「ヤボール」は、ドイツ語では“jawohl”と表記します。
ドイツ語の特徴として、単語の頭の「j」は英語の「y」と同様の発音になる為、この表記で発音は「ヤボール」となります。
他に例を挙げると、“jagdhund”で「ヤークトフント」と発音し、意味は「猟犬」です。
フランス語でも頭の「h」は発音しないというルールがあり、日本でも有名な「エルメス」という高級ブランド名は“Hermes”と表記します。
この“jawohl”は、一見英語のような綴りでも、見たまま発音するとおかしくなってしまうという例の1つとも言えるでしょう。
「ヤボール」という言葉は、日本ではまず普通に使うことはありませんが、オンラインゲーム中のチャットや、SNSなどでたまに見掛けることがあります。
この場合の意味は「了解だ!」といったように、本来の解釈そのままで、普通にそのように表現するのでは面白くないと思って使われていると考えていいでしょう。