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「余地」とは?意味や使い方!例文や解釈

「余地」という言葉の意味や使い方を紹介します。

さらに「余地」という言葉を使った例文や、「余地」の類語を紹介して行きます。

余地

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目次

  • 「余地」とは?
  • 「余地」の英語と解釈
  • 「余地」の表現の使い方
  • 「余地」を使った例文や短文など
  • 「余地」の類語や類義語・言い換え


「余地」とは?

「余地」とは?

「余地」という言葉を知っているでしょうか。

「言い訳の余地がない」などと、誰かに向かって言った経験があるかもしれません。

今回は「余地」という言葉の意味を紹介します。

  • 「余地」の読み方
  • 「余地」の意味

「余地」の読み方

「余地」「よち」と読みます。

特に難しい言葉は使われていないため、読み間違えることも少ないでしょう。

これを機会に「余地」「よち」と読みましょう。

「余地」の意味

「余地」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「余地」には、「余っている場所」「余っている部分」という意味があります。

また「ゆとり」という意味もあります。

「言い訳の余地がない」という言葉には、言い訳をするために余った部分がないという意味があり、言い訳できないという意味になります。

このように「余地」という言葉には、「余っている場所」「余っている部分」という意味があります。



「余地」の英語と解釈

「余地」の英語と解釈

「余地」を英語にすると、どのような言葉になるでしょうか。

「余地」は英語で、“room”(ルーム)になります。

“room”には「余地」「部屋」「空間」などの意味があるためです。

このように「余地」を英語にする時、“room”という英語を使ってみましょう。

「余地」の表現の使い方

「余地」の表現の使い方

「余地」はどのような使い方をすればいいでしょうか。

「余地」には「余っている場所」「余っている部分」という意味があるため、そのような場所を見つけた時に使ってみましょう。

例えば、企画を提出する前に、まだ考えられる部分があると感じた時、「この企画には考える余地がある」と言えるでしょう。

このように「余地」は、どこかに余っている場所や部分を見つけた時に使ってみましょう。



「余地」を使った例文や短文など

「余地」を使った例文や短文など

次に「余地」という言葉を使った例文や短文を紹介します。

「余地」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。

  • 「余地」を使った例文1
  • 「余地」を使った例文2
  • 「余地」を使った例文3

「余地」を使った例文1

「あなたのしたことには、酌量の『余地』がない」

この例文には、誰かがしたことに対して、事情を汲んで許してあげるような部分がまるでないという意味があります。

例えば凶悪犯罪などをした人が裁判で「酌量の余地がない」という時、罪を軽くするだけの理由がまるでないという意味になります。

自分勝手な行為や、人をむやみに傷つけるような行為は「余地がない」と表現できるでしょう。

「余地」を使った例文2

「二人の口喧嘩には、口をはさむ『余地』もない」

この例文では、誰か二人が口喧嘩をしている様子を文章にしたものです。

間に入って喧嘩をやめさせたいところですが、口をはさむような余裕もないほど、二人が激しくやりあっている様子が見てとれます。

「余地」を使った例文3

「パーティ会場に人が多く、立錐の『余地』もない」

この例文のように、パーティ会場などにたくさんの人が押し寄せた時、「立錐の余地もない」という言い回しを使います。

錐を立てるほどのわずかな隙間もないという意味で、「立錐の余地もない」という言葉を使います。

例えばスタンディングのライブ会場は、人が多すぎて「立錐の余地がない」かもしれません。

また三が日の神社の参道にも「立錐の余地もない」という言葉を使えるかもしれません。

「余地」の類語や類義語・言い換え

「余地」の類語や類義語・言い換え

「余地」の類語や類似表現を紹介します。

「余地」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。

  • 「余白」【よはく】
  • 「余計」【よけい】
  • 「余剰」【よじょう】
  • 「余裕」【よゆう】
  • 「ゆとり」【ゆとり】
  • 「余りある」【あまりある】
  • 「だぶつく」【だぶつく】

「余白」【よはく】

「余白」という言葉には、「紙やノートの白く残っている部分」という意味があります。

例えば雑誌を開くと、活字が掲載されている部分の周囲に、白く残っている部分があります。

そのよう部分を「余白」と言います。

メモを取る時に、メモ用紙がない時などに、「チラシの余白にメモ書きした」という経験があるかもしれません。

「余計」【よけい】

「余計」という言葉には、「物が余っていたり多くある」という意味があります。

「余計なお金は持って行かない」という時は、必要以上の余ったお金は持って行かないという意味になります。

「余剰」【よじょう】

「余剰」という言葉には、「過剰になり余った残り」という意味や、「余り」という意味があります。

「余剰生産物」という言葉がありますが、作物などを作り、人に分け与えた余りの食料などを、「余剰生産物」と言います。

「余裕」【よゆう】

「余裕」という言葉には、「必要以上に余っている部分」「余りがまだあること」「有り余る」という意味があります。

「電車が来るまでに、少し余裕がある」という場合は、電車が来る時間まで、時間がまだ少し余っているという意味があります。

また「予算に余裕がある」という時は、与えられた予算を使い切っておらず、残っているという意味があります。

「ゆとり」【ゆとり】

「ゆとり」という言葉には、「必要なだけ使ってなお余りがあること」という意味があります。

「部屋に、ゆとりがある」という場合、必要な家具を置いても、まだ余白スペースがあることを言います。

趣味の家具を置いたり、新しいインテリアを購入して置けるかもしれません。

「余りある」【あまりある】

「余りある」という言葉には、「余っている」という意味があります。

「余りある資源」という時は、資源を使っても、なお余裕がある、という意味があります。

海外旅行に長い間遊びに行くと、自由時間をたっぷりとれます。

「余りある自由時間」を満喫できるかもしれません。

「だぶつく」【だぶつく】

「だぶつく」には、「多くあり過ぎて余りあまる」という意味があります。

例えばコレクションしているカードで、余りが多すぎると感じることがあるかもしれません。

そのような時「カードがだぶつく」などと言います。

icon まとめ

「余地」という言葉について見てきました。

何かに関して、余った場所を見つけた時、ゆとりを見つけた時などに、「余地」という言葉を使ってみましょう。