「鵜呑み」の意味とは!類語や言い換え
「鵜呑み」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「鵜呑み」について詳しく紹介していきます。
目次
- 「鵜呑み」とは?
- 「鵜呑み」の表現の使い方
- 「鵜呑み」を使った例文と意味を解釈
- 「鵜呑み」の類語や類義語・言い換え
「鵜呑み」とは?
「鵜呑み」という言葉には食物をかまずに丸呑みするという意味で使われるという意味もありますが、他人の考えや案をしっかりと理解することなく、あるいは批判することなく受け入れるという意味もあります。
例えば、テレビでコメンテーターの意見を「鵜呑み」にするという人もいるかもしれませんね。
自分で考えることなく、そして自分でしっかりとその状況を理解することなく、人の意見を素直に受け入れてしまうことを「鵜呑み」にするというのです。
「鵜呑み」の表現の使い方
誰かの意見をそのまま取り込んでしまう時、それはまさに「鵜呑みにしている」ということになります。
例えば世の中には様々な事件が起こっていますが、自分なりにその事件について考え、自分なりの考えを持つのではなく、人の考えをそのまま信じてしまう、それに対して批判的な考えを持つことなく受け入れてしまう、ということを「鵜呑み」と言います。
「鵜呑み」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「鵜呑み」を使った例文1
- 「鵜呑み」を使った例文2
「鵜呑み」を使った例文1
「父は週刊誌を鵜呑みにするから困る」
週刊誌に書かれている事はゴシップネタも多く、信憑性がないことも珍しくありません。
しかし、そのような週刊誌を「鵜呑み」にしてしまう人は珍しくないと言われています。
自分なりにしっかりと物事を調べて理解すれば良いのですが、週刊誌を「鵜呑み」にしてしまうと誤った考え方をしてしまうこともありますし、極めて危険だといえます。
週刊誌だけではなく、インターネットの記事なども「鵜呑み」にしないように気をつけなければいけません。
「鵜呑み」を使った例文2
「彼はテレビを鵜呑みにしませんが、やたら批判的な考えを持つので困ります」
「鵜呑み」にするわけではなくても、やたら批判的な考えを持つ人も困りものだといえます。
確かに物事に対して批判的な考えを持つのは大切ですが、だからといって批判してばかりも大変ですよね。
「鵜呑み」にする必要はありませんが、全てに対して批判的にならないように気をつける必要もあると言えるでしょう。
「鵜呑み」の類語や類義語・言い換え
ここでは類義語を紹介していきます。
- 「丸呑み」【まるのみ】
- 「受け入れる」【うけいれる】
「丸呑み」【まるのみ】
「丸呑み」という表現には丸ごと飲み込むという意味もありますが、そっくりそのまま受け入れるという意味で使われることがあります。
人の意見を聞き、しっかりと理解することなく受け入れてしまうことを「丸呑み」と言います。
「受け入れる」【うけいれる】
「受け入れる」というのは人のいうことや要求などを聞き入れるという意味です。
引き取るという意味もありますし、承諾や承知という意味もあります。
何かを聞いたときには「鵜呑み」にしないように気をつけたいですね。
自分で意見を持つように心がけましょう。