「こがいな」とは?意味!方言解説
「こがいな」という言葉はどの様な意味で使われているのでしょうか。
目次
- 「こがいな」とは?
- 「こがいな」と「そがいな」の違い
「こがいな」とは?
「こがいな」とは、中国地方から四国地方で使われている方言で「このような」という意味の言葉です。
特に広島弁として有名ですが、愛媛や鳥取など幅ひろく使われています。
目の前にあるものや、すぐにイメージできる様なものごとに対して使われます。
「こがいなもの=こんなもの」、「こがいなこと=こんなこと」、「こがいな天気=こんな天気」など、「このような」と入れ替えて使えます。
「こがいな」と「そがいな」の違い
「こがいな」と似た様な方言に「そがいな」があります。
「そがいな」は「そのような」という意味で、「こがいな」よりも遠い位置にあるものに対して使われます。
すぐ目の前にはないもの、或いは会話の中で出てきたものごとに対して補足説明する時の表現です。
「そがいなこと知らん=その様なことは知らない」、「そがいなアホな話=そんなバカな話」など、入れ替えれば意味が分かります。
因みに、「あがいな」という方言があり、「あんな」という意味で使われています。
「こがいな」「そがいな」「あがいな」は3つ一緒に覚えておくと方言を理解するのに役立ちます。
「こがいな」とは「このような」という意味の言葉で、中国地方~四国地方で使われています。
そちらの地方に行くことがあったら、地元の人の会話を注意して聞いてみましょう。