「幅員減少」とは?「車線減」との違いなど徹底解説
この「幅員減少」と書かれている看板を見掛けることがありますが、一体どんな意味で設置されているのでしょうか。
目次
- 「幅員減少」とは?
- 「幅員減少」の具体例
- 「車線減少」と「幅員減少」の違い
「幅員減少」とは?
「幅員減少」とは、「道幅が狭くなる」という意味で使われる言葉です。
道路でこの看板を見掛けた際には、車で走っている時には注意が必要です。
通れなくなるという訳ではありませんが、すれ違いが難しくなったり、片方からしか通れないほど狭くなる場合もあります。
「この先、幅員減少」という表現で使われることが多いですが、単に「幅員現象」だけでも、この先は道が狭くなると解釈してください。
よって、特に「この先」と付けて使う必要はありません。
- 「幅員減少」の読み方
「幅員減少」の読み方
「幅員減少」は、「ふくいんげんしょう」と読む言葉です。
特に難しい読み方はせず、ごく普通に読めば正しく読むことができます。
この言葉で「道幅が狭くなる」と使いますが、「幅員」自体には「横幅」しかなく、「幅員減少」となって、初めて道路というニュアンスが含まれると解釈してください。
「幅員減少」の具体例
3ナンバーの車(普通車)同士が普通にすれ違える幅がある道路で、この「幅員減少」という看板が出ていたとすると、その先は3ナンバーどころか、5ナンバーの車(コンパクトカーと呼ばれる小型車)や軽自動車でもすれ違うのは難しくなると考えないといけません。
この表現は、特に車線表記がない道路で使われることが多く、車線自体が減るのとはまた別です。
「車線減少」と「幅員減少」の違い
車線自体が減ることを表現するのが、この「車線減少」という言葉です。
例として、それまで3車線あった道が、その先に2車線になるという時に、少し前からこのような表示があります。
車線が減るということは、道幅自体も狭くなる訳ですが、1つの車線自体の幅が狭くなる訳ではありません。
「幅員減少」は、一見何と読んでいいか分からないかも知れませんが、そのまま読めば問題ありません。
それよりも、意味の方をきちんと理解しておきましょう。