「帝王に逃走はないのだ」とは?意味など北斗の拳の名言を徹底解説
この「帝王に逃走はないのだ」は、北斗の拳という漫画で有名なセリフの1つです。
目次
- 「帝王に逃走はないのだ」とは?
- 「帝王に逃走はないのだ」の概要
「帝王に逃走はないのだ」とは?
「帝王に逃走はないのだ」とは、北斗の拳の作中で、サウザーという南斗鳳凰拳の使い手が、主人公のケンシロウとの二度目の対決時に発したセリフです。
この2人の対決は二度行われており、一度目はサウザーが圧倒し、ケンシロウは半死半生の状態にまで追い込まれてしまいました。
その理由は、サウザーの体に大きな秘密があった為、ケンシロウの北斗神拳が全く通用しなかったからです。
二度目の対決では、戦闘中にその秘密を見抜いたケンシロウが攻め立てて勝利しますが、倒される前にサウザーが、この「帝王に逃走はないのだ」と発しました。
- 「帝王に逃走はないのだ」の読み方
「帝王に逃走はないのだ」の読み方
「帝王に逃走はないのだ」は、そのまま「ていおうにとうそうはないのだ」と読んでください。
サウザーは自ら「聖帝」と称していた為、それを「帝王」と置き換えて使った表現です。
「帝王に逃走はないのだ」の概要
サウザーの使う南斗鳳凰権は、南斗聖拳の中でも最強とされており、他の南斗聖拳では彼を倒すことはできないと言われていました。
その為、その拳法の伝承者であるサウザーは、他の南斗聖拳の使い手まで全て「下郎」と呼んでおり、文字通り「帝王」として君臨していました。
その為、ケンシロウに体の秘密を見抜かれ、勝ち目が無くなったと分かった後も、「帝王に逃走はないのだ」と発し、決して逃げるようなことはせず、最後まで戦い抜いて敗れました。
サウザーはこの他に、「退かぬ!媚びぬ!省みぬ!」(どんな相手だろうと、決して逃げず、媚びることもせず、行ったことに対して後悔はない)という名言も残しており、これも帝王ゆえのプライドが込められた言葉です。
「帝王に逃走はないのだ」は、この「退かぬ!媚びぬ!省みぬ!」というセリフの後に続けて発せられました。
「帝王に逃走はないのだ」は、自らを帝王(聖帝)と称していたサウザーならではの最後のプライドが込められたセリフだと考えていいでしょう。