「貴団体」とは?意味や概要・類語を解説!
この「貴団体」は、相手先になる団体に対して使う表現です。
目次
- 「貴団体」とは?
- 「貴団体」の概要
- 「貴団体」の類語
「貴団体」とは?
「貴団体」(きだんたい)とは、相手先の団体に対する敬称として使う言葉です。
このような敬称は他にもいくつかあり、企業の場合は「貴社」、○○法人であれば「貴法人」などと、頭に「貴」と付けること言葉が多いです。
「貴団体」は、企業にはまず使わない表現で、○○法人や○○協会、○○連盟などに対して使います。
それぞれ、「貴法人」や「貴協会」、「貴連盟」としても構いませんが、「団体」という扱いには変わらないので、この「貴団体」でも丁寧な表現とて使うことができます。
「貴団体」の概要
上の説明から、相手先が企業や個人でなければ、大抵は「貴団体」で構わないということになります。
確かにその通りですが、実際にはそれほど見聞きする表現でもありません。
それは、「先の貴法人」のような、それぞれに対する表現が用意されている為で、運動クラブや町内会など、団体としか表現できない集まりに対して主に使う言葉だと考えておいてください。
「貴団体」の類語
「貴団体」と同様に使われる、「御団体」(おんだんたい)という言葉があります。
この「御」は、敬称に使う場合、「貴」と同様に使える表現で、「御社」や「御法人」といった言葉も普通に使われます。
どちらが上ということはなく、「貴団体」と「御団体」、「貴社」と「御社」は同じ意味だと解釈して構いません。
口語では、「御」の方を用いることが多いです。
「貴団体」は、個人や企業以外に幅広く使える言葉ながら、それ以外(「貴協会」など)の表現がある場合には、そちらが優先して使われると考えていいでしょう。