「棄権勝ち」とは?意味や例文など徹底解説
この「棄権勝ち」は、スポーツでそのような状況になった時に使われる言葉です。
目次
- 「棄権勝ち」とは?
- 「棄権勝ち」の類語
- 「棄権勝ち」を使った例文と意味を解釈
「棄権勝ち」とは?
「棄権勝ち」とは、相手に棄権によって勝利となることです。
試合前までに相手が棄権した場合、試合中のアクシデントによって棄権となった場合の両方に使える言葉です。
大相撲を例に挙げると、翌日の取組が決定した後に相手が怪我などの理由で棄権(休場)した時にこの棄権勝ち(大相撲では「不戦勝」と表現されます)となります。
尚、取組の決定前に翌日の休場が分かっている場合には、取組自体に組み込まない為、この棄権勝ちはありません。
- 「棄権勝ち」の読み方
「棄権勝ち」の読み方
「棄権勝ち」は、「きけんがち」と読んでください。
相手の棄権によって勝利となった場合に使う言葉なので、その理由は特に問いません。
棄権が怪我によるものだったり、その日に都合が付かなくなったといったような理由でも、同様にこの「棄権勝ち」と扱われます。
「棄権勝ち」の類語
「棄権勝ち」と同様に、実際の対戦を行わずに勝利となった時に使われる言葉です。
- 「不戦勝」【ふせんしょう】
- 「負傷勝ち」【ふしょうがち】
「不戦勝」【ふせんしょう】
「棄権勝ち」と同じく、戦わずに勝利となった時に使う言葉で、先に挙げた大相撲ではこのように表現されます。
ただし、試合中のアクシデントによって相手が棄権となった時には使わない言葉です。
実際には戦っていないことが条件になります。
「負傷勝ち」【ふしょうがち】
試合中に相手にアクシデントがあり、その影響で続行が不可能になった時に使われます。
要は「棄権勝ち」の1つで、柔道ではこれが正式な用語です。
「棄権勝ち」を使った例文と意味を解釈
「棄権勝ち」を使った例文と、その意味の解釈です。
「棄権勝ち」と使うと、上の「不戦勝」と「負傷勝ち」の両方をまとめた表現になります。
- 「次の2回戦が棄権勝ちになったが、相手に何があったんだろう?」
「次の2回戦が棄権勝ちになったが、相手に何があったんだろう?」
棄権勝ちの理由は明確にされないこともある為、突然次の対戦が棄権勝ちだと言われると、何があったのかと思ってしまうこともあるでしょう。
それがどのような理由であっても勝ちは勝ちですが、理由によってはあまり喜べないという場合があるかも知れません(相手が事故に遭ったなどの不可抗力によるものなど)。
「棄権勝ち」だとしても、勝ちに変わりはありません。
しかし、試合前にそれが決まった場合、(例え負けたとしても)対戦してみたかったと思うこともあるものです。