「足で稼ぐ」の意味とは?読み方や使い方・例文・類語まで詳しく解説!
この「足で稼ぐ」という表現は、職業によっては頻繁に使われています。
目次
- 「足で稼ぐ」とは?
- 「足で稼ぐ」の表現の使い方
- 「足で稼ぐ」を使った例文と意味を解釈
- 「足で稼ぐ」の類語や類義語・言い換え
「足で稼ぐ」とは?
「足で稼ぐ」とは、自分で動き回って(そこまで行って)こそだという比喩表現です。
外回りの営業職にとっては基本中の基本とされており、ビジネスではそれ以外の職種においても大切になります。
現在では、パソコンや携帯電話、更に配送などの流通を利用して、ほとんど動かずともビジネスが行える時代ですが、肝心な打ち合わせや生産工程の確認など、どうしても実際に出向かないといけない場面や、できればその方がいいと思った時には、この「足で稼ぐ」ことになります。
- 「足で稼ぐ」の読み方
「足で稼ぐ」の読み方
「足で稼ぐ」は、「あしでかせぐ」と読んでください。
「足」は自ら動き回ること、「稼ぐ」はそれによって最終的に自分の利益(稼ぎ)になるという意味だと解釈します。
何も本当に歩き回らずに、車や電車を使って移動する場合にも使える言葉です。
営業職が「足で稼ぐものだ」と言った時には、車や電車での移動も含め、ともかく外を回れという意味になります。
「足で稼ぐ」の表現の使い方
「足で稼ぐ」は、刑事ドラマでもよく使われる言葉です。
刑事が捜査や聞き込みなどで外を駆けずり回ることに対して使っており、刑事はそうではなくてはいけないといったように描かれていることが多いです。
実際にどうなのかまでは分かりませんが、この「足で稼ぐ」の使い方としては、とても適切な例だということができます。
「足で稼ぐ」を使った例文と意味を解釈
「足で稼ぐ」を使った例文と、その意味の解釈です。
その意味から、それが大切だという職種において使われることがほとんどになる言葉です。
- 「足で稼ぐ」を使った例文1
- 「足で稼ぐ」を使った例文2
「足で稼ぐ」を使った例文1
「そこは、足で稼がないと駄目だろう」
「足で稼ぐ」は、この「足で稼がないと」や「足で稼いでこそ」といった形でもよく使われます。
意味としては、自分で動き回らないと駄目だと言っており、メールや電話だけで済まそうと考えている時などによく使われる言い回しです。
「足で稼ぐ」を使った例文2
「足で稼ぐことこそ基本だと言われるが、無駄に動き回ることもないだろう」
ここは難しい問題で、現代では先のように通信環境や物流の発達から、無駄に動き回る必要もなくなっています。
しかし、やはり基本は自ら動き回ることだという考え方が間違っているという訳でもなく、職種やビジネススタイルによって大きく左右されると言えるでしょう。
「足で稼ぐ」の類語や類義語・言い換え
「足で稼ぐ」と似た意味で使われる表現です。
こちらも、営業職では盛んに使われる表現です。
- 「靴底を減らす」【くつぞこをへらす】
「靴底を減らす」【くつぞこをへらす】
歩き回ることで、その分革靴の底が減っていくことから、「足で稼ぐ」と同様の意味で使われています。
「散々靴底を減らした甲斐があった」と使うと、それだけ頑張って足で稼いだのだと解釈できます。
ビジネスでは、いくら通信環境や物流が発達しようとも、この「足で稼ぐ」ことこそがわれています。
ただし、これが全く当てはまらない職業や職種があるのも事実なので、強制するようなことは避けるべきでしょう。