「朧げ」とは?意味や言い換え!例文と解釈
「朧げ」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「朧げ」という言葉を使った例文や、「朧げ」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「朧げ」とは?
- 「朧げ」の類語や類似表現や似た言葉
- 「朧げ」を使った例文や短文など
- 「朧げ」の反対語
「朧げ」とは?
「朧げ」という言葉を知っているでしょうか。
「朧げな記憶」などという言い回しを、聞いたことがあるかもしれません。
一方で、「朧げ」という言葉を、まるで知らないという人もいるでしょう。
そこで「朧げ」という言葉の意味を紹介します。
- 「朧げ」の読み方
- 「朧げ」の意味
「朧げ」の読み方
「朧げ」は「おぼろげ」と読みます。
かなり読み方が難しい漢字のため、読み間違えないようにしましょう。
これを機会に「朧げ」は「おぼろげ」と読みましょう。
「朧げ」の意味
「朧げ」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「朧げ」には、「はっきりしない様子」「ぼうっとしている様子」という意味があります。
例えば「朧げな記憶」という言葉には、記憶がはっきりしない、ぼうっとした記憶という意味があります。
昔住んでいた家を思い出す時、細部まで覚えておらず、家の輪郭がぼうっとしているかもしれません。
このような記憶は「朧げな記憶」と言えます。
このように「朧げ」には「はっきりしない様子」「ぼうっとしている様子」という意味があります。
「朧げ」の類語や類似表現や似た言葉
次に「朧げ」の類語や類似表現を紹介します。
「朧げ」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「不明瞭」【ふめいりょう】
- 「曖昧」【あいまい】
「不明瞭」【ふめいりょう】
「不明瞭」には「明らかでないこと」「はっきりしないこと」という意味があります。
「不明瞭な言い分」という時は、言い分がはっきりしないという意味になります。
「曖昧」【あいまい】
「曖昧」には、「態度や物事がはっきりしないこと」という意味があります。
「曖昧な態度」「曖昧な形」などという使い方をします。
「朧げ」を使った例文や短文など
続いて「朧げ」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「朧げ」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「朧げ」を使った例文1
- 「朧げ」を使った例文2
「朧げ」を使った例文1
「声を掛けられた人の顔を、『朧げ』に覚えている」
この例文は、街角などで誰かに声を掛けられた時、はっきりとした記憶はないが、何となく以前会ったことがある人だという記憶があるという、意味があります。
このような、ぼうっとした記憶を「朧げ」と言います。
知り合いらしいので挨拶はするものの、名前や所属ははっきりしないため、その後の会話に困るかもしれません。
「朧げ」を使った例文2
「仕事の終わりが、『朧げ』に見えてくる」
この例文のような感情を持ったことがあるかもしれません。
長期間かかる仕事をしている時、なかなか仕事の終わりが見えず、気がめいるかもしれません。
しかし我慢して仕事を続けていると、ぼんやりと仕事の終わりが見えてきます。
このような時、「朧げ」という言葉を使ってみましょう。
「朧げ」の反対語
「朧げ」と反対の意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
そこで「朧げ」と反対の意味を持つ言葉を紹介します。
- 「明瞭」【めいりょう】
- 「くっきり」【くっきり】
「明瞭」【めいりょう】
「明瞭」には「はっきりしていること」という意味があります。
「明瞭な会計」という時は、会計がはっきりしていて分かりやすいという意味があります。
「くっきり」【くっきり】
「くっきり」には、「非常に鮮やかな様子」という意味があります。
「画面がくっきり見える」「映像がくっきり見える」などの使い方をします。
「朧げ」という言葉について見てきました。
はっきりしない様子の物事を見た時、記憶などがはっきりしない時に、「朧げ」という言葉を使ってみましょう。