「相見積もり」とは?意味や言い換え!例文と解釈
ビジネスで「相見積もり」という言葉を見聞きすることがあります。
一体どの様な意味なのか例文や類語なども併せて紹介します。
目次
- 「相見積もり」とは?
- 「相見積もり」の英語と解釈
- 「相見積もり」の具体例
- 「相見積もり」を使った例文と意味を解釈
- 「相見積もり」の類語や類義語・言い換え
「相見積もり」とは?
「相見積もり」の概要について紹介します。
- 「相見積もり」の読み方
- 「相見積もり」の意味
- 「相見積もり」を分解して解釈
「相見積もり」の読み方
「相見積もり」は「あいみつもり」と読みます。
「そうみつもり」と読み間違わない様にしましょう。
「相見積もり」の意味
「相見積もり」は「複数社に同じ条件で概算を依頼すること」という意味です。
何かの商品やサービスを利用したいと思った時に、高額の場合はなるべく安い業者に頼みたいと思うものです。
その様な時には、同じ条件の下で複数の業者に見積もりを依頼して、価格やサービス内容、納期などを比較、最も良いと思われる業者に依頼するのです。
高額なサービスや商品の場合、業者により大きく金額に差があることが多く、内容によっては「相見積もり」を取ったお蔭で数万円~数十万円安くなったというケースもあるのです。
「相見積もり」を分解して解釈
「相見積もり」は「相+見積もり」に分解できます。
「相(あい)」は名詞に付き「同じ」「対応する」という意味を表します。
同じ漢字でも「そう」と読むと「そのものの姿・様子」「運勢や吉凶など」と、全く違う意味になります。
「見積もり」は「ものを販売したり購入したりする時に、数量・金額・納期などを算出すること」という意味です。
ビジネスでは「見積書」という書類があります。
「相見積もり」の英語と解釈
英語では「相見積もり」に当たる表現はありません。
「複数の相手」という言葉を補うことでカバーします。
“Could you please get a quote from them?”
「彼らから相見積もりを取ってくれますか?」になります。
“quote”は「見積もり」という意味で、“from them”が付くことから「相見積もり」であることを表します。
「相見積もり」の具体例
「相見積もり」の具体例を紹介します。
- ビジネスの場合
- 個人の場合
ビジネスの場合
ビジネスの場合は、社屋の工事や会社のパンフレット作成、新人研修などの業者選びで「相見積もり」をすることが多くあります。
いずれも何十万、何百万という費用がかかる為に、見積もりを取ることが大変重要なのです。
個人の場合
個人の場合は、引越し業者や住宅のリフォーム業者、海外旅行の業者を選ぶ時に「相見積もり」をします。
最近ではインターネットで「相見積つもり」ができるサイトもあり、いちいち相手と対面する必要がないことから人気があります。
「相見積もり」を使った例文と意味を解釈
「相見積もり」を使った例文と解釈を紹介します。
- 「相見積もり」を使った例文1
- 「相見積もり」を使った例文2
「相見積もり」を使った例文1
「相見積もりを取った結果、業者を変えることにした」
複数の業者に見積もりを依頼したところ、料金が安い業者があったので、今迄利用していた業者をやめてそちらの業者を利用することに決めました。
「相見積もり」を使った例文2
「相見積もりができる便利なサイトを利用した」
最近ではネットで複数社の一括見積もりができるサイトがあります。
個人でも利用できて大変便利です。
「相見積もり」の類語や類義語・言い換え
「相見積もり」の類語を紹介します。
- 「あいみつ」【あいみつ】
- 「比較検討」【ひかくけんとう】
「あいみつ」【あいみつ】
「あいみつ」は「相見積もり」の省略形で、ビジネスではよく使われます。
新人に「あいみつとって」と言ったところ意味が分からなかったという事例もあるのです。
「比較検討」【ひかくけんとう】
「2つ以上のものの違いや特徴を明らかにして、どの様に進めていくか考えること」という意味です。
「相見積もり」は「複数社に同じ条件で概算を依頼すること」という意味です。
ビジネスで使いこなせる様にしましょう。