「耳年増」とは?意味や言い換え!例文と解釈
「耳年増」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「耳年増」という言葉を使った例文や、「耳年増」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「耳年増」とは?
- 「耳年増」の類語や類似表現や似た言葉
- 「耳年増」を使った例文や短文など
「耳年増」とは?
「耳年増」という言葉を知っているでしょうか。
「子供の頃から、耳年増だ」という人もいるでしょう。
一方で、「耳年増」という言葉を、まるで知らないという人もいるかもしれません。
そこで「耳年増」という言葉の意味を紹介します。
- 「耳年増」の読み方
- 「耳年増」の意味
「耳年増」の読み方
「耳年増」は「みみどしま」と読みます。
「みみねんぞう」などと読み間違えないよう気を付けましょう。
これを機会に、「耳年増」は「みみどしま」と読みましょう。
「耳年増」の意味
「耳年増」という言葉の意味を紹介します。
「耳年増」には、「聞いただけの知識が豊富で、実際の経験が伴わない若い女性」という意味があります。
「年増」には、「ある程度の年齢の女性」「中年女性」という意味があります。
聞いた知識だけで、話している内容は、まるで年増のように見えて、実際は経験が伴わない若い女性を、「耳年増」と言います。
大人の女性のように、聞きかじりの知識だけで話す女性を「耳年増」と言います。
「耳年増」の類語や類似表現や似た言葉
次に「耳年増」の類語や類似表現を紹介します。
「耳年増」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「聞きかじり」【ききかじり】
- 「知ったかぶり」【しったかぶり】
「聞きかじり」【ききかじり】
「聞きかじり」には、「うわべだけで、本質を理解していないこと」という意味があります。
「聞きかじりの知識」という時は、うわべだけで本質を理解していないような、薄っぺらい知識という意味になります。
また、ちょっと耳にしただけだという自覚がある時は、「聞きかじりだけど」と前置きして、話を始められます。
「知ったかぶり」【しったかぶり】
「知ったかぶり」には、「本当はよく知らないのに、知っているようなふりをすること」という意味があります。
つい、良く知らないものを、まるでマニアのように語ってしまう時、後で「知ったかぶり」をしなければよかったと、後悔するかもしれません。
また、あまり知識がないのに、ひけらかしてくる人を見ると、「知ったかぶりの癖に」とイライラするかもしれません。
「耳年増」を使った例文や短文など
続いて「耳年増」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「耳年増」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「耳年増」を使った例文1
- 「耳年増」を使った例文2
「耳年増」を使った例文1
「小学生の癖に、大人のような言葉遣いをする彼女は『耳年増』だ」
この例文のように、子供の癖に大人のような言葉遣いをする女の子がいます。
大人の中にいる時間が長く、大人の口調を覚えていたり、話の内容を理解せずに覚えている子供は、大人のような言葉遣いをします。
このような女の子は、知識だけが豊富な「耳年増」と呼ばれます。
「耳年増」を使った例文2
「彼女は『耳年増』なだけで、実際の恋愛経験はない」
この例文のように、若い女性は、「耳年増」になりやすいものです。
恋愛について語る口調は大人っぽく、それなりの説得力があります。
しかし、実際には本などから知識を得ただけで、実際の経験が伴っていないケースがあります。
男性と一度も付き合ったことがないのに、知識だけで恋愛経験豊富なふりをしている若い女性は「耳年増」と言われます。
「耳年増」という言葉について見てきました。
聞きかじりの知識だけが豊富な、若い女性を見た時、または自分がそのようだと感じた時に、「耳年増」という言葉を使ってみましょう。